2012年09月10日
「そして、作家になった」「本屋でぼくの本を見た」
「そして、作家になった」「本屋でぼくの本を見た」 いずれもメディアパル
ホームページを見て回っていると、作家志望の方が多いことに気づきます。「そして作家になった」のほうは、まず作家の方々の学歴の高さに驚きます。次に、物書きでは、食べていけないという現実を知ります。毎月、決まった日にちに給料がもらえるというサラリーマンの幸せが身にしみます。わたしは「本屋でぼくの本を見た」のほうが好きです。1冊の本ができあがるまでに必要なのは、3年・5年という単位の長い年月、熱意ある編集者との出会い、そして運。以前、1冊の本を書くために取材費用が500万円かかったという作者談を新聞で読んだことがあります。わりにあわない商売です。本は書き上げるまでが大変。出版するまでが大変。本屋に本が並んでも、売れるというものでもなく。やはり、他に本職をもっていないと生活がやっていけません。
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