2012年08月12日

MR.インクレディブル 映画


MR.インクレディブル 映画 テレビ録画

 昨年ベストセラーとなったアップルの創始者スティーブ・ジョブズの本を読んでから観たいと思っていた映画でした。ピクサーという会社が製作に関与しているディズニー映画なのですが、ピクサーはスティーブ・ジョブズ氏が関わった会社です。
 「インクレディブル」というのは英語で、とても信じられないとか、ものすごくすばらしいという表現と受け取ります。
 スーパーヒーローが自殺目的で高層ビルから飛び降りた男性を助けたところ、大きなお世話と男性から裁判で訴えられ、社会問題となり、他にもいたスーパーヒーローたちを含めて、能力使用禁止の命令を受けて、ひっそりと暮らすようになる。スーパーヒーロー=スティーブ・ジョブズ氏と重なります。同様の能力をもつ妻と娘と息子、それから赤ちゃんが登場します。映画は家族の一致団結にこだわります。ジョブズ氏は生みの親を憎んでいました。反面、養父母への感謝は強かった。そんなことを下地に鑑賞しました。感慨が湧きました。
 冒頭から言葉数の多い映画です。主人公の個性及び体格・体力設定と、三浦友和さん自身のイメージは合いませんが、声は上手で、あっています。映像は人形がしゃべるようなアニメです。よくできています。違和感はありません。
 気に入ったのは、パパが家族を守ろうとするのですが、ママ以下こどもたちが、守ってくれなくていい。自分たちも闘いに参加すると意思表明する内容になっていることです。正直、パパ一人では家族を守れません。過去には守れた時代もあったのでしょうが、現代では無理です。そのほか、親がきちんと子を育てるというメッセージもふくまれています。

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