2012年08月10日

ゼロの焦点 松本清張

ゼロの焦点 松本清張 新潮文庫

窓を開けて雨音を耳にしながら文庫本を読み進めています。
松本清張著、新潮文庫です。100ページぐらいまできました。
ゼロの焦点というのは今まで読んだ部分から察すると、視点のようです。
人間の目線の焦点があっていない状態。ぼんやりと空虚な空間を眺めている様子を表しています。
新婚直後から夫が行方不明になってしまう。
今まで読んだところではまだ夫の所在は明らかではありません。
自分なりに予想するのは、邦画「砂の器(うつわ)」のような展開になっていくのだろうか。
戦後のどさくさにまぎれて戸籍の操作をして 、ある人が別のある人として生きていく。さてどうでしょうか。ゆっくり読み進めていきます。

読み終えたので感想を記してみます。「悲しさ」でしょうか。
第二次世界大戦がなければ、犯人である人物は犯行を犯さずにすんだ。
戦争という出来事が、多くの人たちの人生を曲げてしまった。
だから平和な世の中を継続していく努力を怠ってはいけない。
教訓としてはそのように感じました。
現実的な考え方からいくと、自身が環境に恵まれないからといって犯罪を犯す理由にはならないのです。恵まれない環境で育っている人たちはいくらでもいます。
その全員が犯罪者になるかというとそうではありません。みな負けずに生きているのです。


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