2012年07月01日

川の底からこんにちは 映画

川の底からこんにちは 映画 ケーブルTV録画

 いい映画です。久しぶりに映画を観たという実感にひたりました。
 23才ぐらいの佐和子を演じる満島ひかり(みつしまひかり)さんは東京での生活に疲れ果てていた。勤め先の×1子持ちおまけに会社クビになった健一と佐和子の実家へ帰郷する。
 だらだらしたなりゆきと雰囲気にいやされます。フツーの生活を扱ったちょっぴり勇気をもらえる内容です。日本国の8割ぐらいの人口はこのような暮らしを送っているに違いない。
 昔は、自分が中流階級という意識をもった人が多かった。今はどうかわからないけれど、作中で佐和子は「自分は中の下、あなたたちだって同じじゃない!」と叫びます。それで何が悪いと開き直り、家業であるシジミ売りにまい進してゆきます。素敵です。
 下ネタの連続も面白い。田舎暮らしの合言葉は、みなきょうだいです。東京暮らしとの対比が描かれています。佐和子は東京暮らしはいやだけれど、帰郷はもっといやという信念をもっていました。
 自分を中の下の女と位置づけ、もっと胸が大きかったらレベルアップできたと断定します。だれもかれもがなにかひとつが足りないがために中の下に甘んじている。
 子役さんも上手です。セリフのない部分での演技がいい。ちょっとほほえむ。ニヤッと言う意味を含めながら笑う。
 観てよかった映画でした。


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