2012年06月26日
まいにち まいにち たんじょうび 正高もとこ
まいにち まいにち たんじょうび 正高もとこ(まさたかもとこ) 偕成社
たんじょうびの絵本というよりもこどもさんに料理の興味を湧かせる物語展開です。
幼稚園5歳のいっこちゃんが主人公です。誕生日に祝ってもらったことがうれしくて、毎日誕生日をしてくれとせがみます。ママといっこちゃんは、毎日簡略にできる創作ケーキをつくり続けます。その経過のなかで、毎日1歳ずつ歳をとってゆくのだよ。さあどうするのという理屈が発生します。
考えすぎなのでしょうが、誕生日というものは絵本に紹介がある「生まれてきてよかった」と祝うためにあるのではなく、「死ななくてよかった」と神さまに感謝するためにあると思うのです。昔は病気や発育不全で亡くなるこどもさんが多かったのです。最後にパパの絵がどうしても女性に見えます。おばさんぽい。(いらぬことを書いてしまいました。)
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