2012年06月25日

梟の城(ふくろうのしろ) 映画 DVD


梟の城(ふくろうのしろ) 映画 DVD

 城は豊臣秀吉が当時住んでいた京都「伏見城」です。「梟(ふくろう)」というのは、秀吉を指すのではなく、秀吉を暗殺しようとする「忍者」を指すものと解釈しました。
 映像は美しい。ただ、ストーリーは退屈です。1999年の作品です。
 春夏秋冬、山、樹木、紅葉など撮影された自然の景色が秀逸です。寺院をはじめとした建築物の構造は日本文化の最高潮時期を思わせてくれます。セットであることがわかってもよくできています。
 映画の内容は硬い。最初から最後まで、緊張感が続きます。殺戮(さつりく)シーンでは血や首が飛び交い、見学者は気持ちがひいてしまいます。奈良の大仏さんらしき首がころがっていたのは、愛する大仏さんなのでショックでした。
 忍者同志は敵なのか味方なのかよくわからない。あいまいな設定で話が運びます。情報を知った者はなんでもすぐ殺すという手法は合点(がてん)がいかない。
以前たずねた三重県伊賀上野城そばにあった忍者屋敷で見たいろいろな忍者からくりが出てきて共感が湧きいい気分になりました。
 後半、刺客(しきゃく、殺し屋)と対峙(たいじ、むきあった)した豊臣秀吉が自分の役割と権力の解説をします。適切なコメントで感服しました。彼は秀吉の役割を演じていた。朝鮮出兵は、武士たちの意思の流れを止めないようにしたもので、侍たちは相手は誰でもよいから戦(いくさ)をしたかった。


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