2012年06月24日

ほしいものはなんですか 益田ミリ

ほしいものはなんですか 益田ミリ ミシマ社

 覇気(はき)のない内容ですが、よく売れているようです。ひとになにかしてもらいたいから、ほしいものがぼんやりしているのかもしれません。
 女性にとって、ほしいものがわからなくなってきているという印象をもちました。
 3人の女性が登場します。母親と娘と夫の妹です。ママはミナ子さんで40歳、ミナ子さんの娘リナさんが小学校6年生ぐらいです。ママの旦那の妹がタエ子さんで35歳独身です。平和な家庭です。うらやましい環境にあるのに、おとなの女性ふたりには元気がありません。
 母親のミナ子さんについていえば、働けばいいのですが、雇われての雇用は覚悟がいるでしょう。長年続いた主婦生活のスローペースでは、業務のスピードについていけないし、パソコン操作や運転ができるようにも見えません。また、彼女が望む夫に迷惑がかからない共稼ぎはこの社会にはありません。
 義理の妹タエ子さんについていえば、結婚という形式にとらわれずに異性と暮らしてもいいと感じました。戸籍を一緒にするとわずらわしいことがいっぱい出てきます。


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