2012年06月23日

もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ 北尾トロ

もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ 北尾トロ、中川カンゴロー 小学館

 日本人の平均寿命が延びました。だから2度目の修学旅行を楽しめる。読み終えてそう思いました。
 微笑(ほほえ)ましい。旅行の時期は不明です。春夏秋冬もよくわからない。だけどそれでもいい。わたしも行ったことがあるところがたくさん登場します。なにせ修学旅行先ですから有名な観光地ばかりです。
 歴史と古い建物は観光事業という領域で、地元の人たちの生活を支え潤(うるお)してくれます。先人に感謝です。読んでいると心が落ち着きます。これから先、どこへ旅しようかとの参考書にもなってくれる本です。中年男子3人による、さえないといえばさえない旅です。しかし、サラリーマンをしている身ではできないぜいたくな旅でもあります。
 日本人は海外旅行よりも国内旅行に目を向けたほうがいい。思い出にひたることができて落ち着きます。また、旅先で急な病気になっても保険証が使える安心感があります。
 199ページにある会社がからんだ義務的な職場の旅行や家族から世話人扱いされる家族旅行は、パパは表面上、はしゃいでいるものの本当は苦痛という本音にはジンときました。パパは旅先でもサービス提供という仕事をしています。中年男性にお勧めの1冊です。韓国編はいい出来です。韓国には日本の原風景があるそうです。


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