2012年06月23日

甲子園がくれた命 中村計(なかむらけい)



甲子園がくれた命 中村計(なかむらけい) 講談社

 プロ野球選手の実話かと思って読み始めましたが違っていました。主人公となる山﨑福也(さちや)さんという方は存じ上げませんが、内容は、中学生時代に肥大化する脳腫瘍(癌)を手術で摘出し、甲子園出場を果たした選手を讃えるものとなっています。
 これまでにも身近な人たちが癌で若くして命を落としていきました。これからもそうでしょうし、いつか自分にも順番が回ってくるかもしれないという不安をかかえつつ人間ドックは毎年受診するようにしています。
 山﨑選手は野球の推薦入学時に提出する健康診断書作成時におかあさんが不吉な予感をもって検査項目ではない脳ドックを受けて病気が判明しています。
 癌になった人に聞くと、痛みはなかった。つまり自覚症状がないまま深刻な状態にまで体がやられていたということはままあるようです。痛みが現れたときには治療にあたるにあたり時(とき)遅しという印象をもちました。
 身長185cm、体重88kg、恵まれた体格です。野球をするために生まれてきた才能もあります。15才、2008年3月21日に北海道大学病院で手術を受けています。腫瘍の大きさは縦幅4.2cm、横幅2.5cmでこれからも大きくなろうとして成長してゆくのです。
 周囲の人たちの支えがあります。病気になったことによって、人の恩を感じ、健康に感謝します。克服したことによってか、本人の努力もあいまって「運」も舞い込んできます。この本は病気で苦しむ中学たちを励ます力があります。


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