2012年06月03日

ヨーロッパぶらりぶらり 山下清


ヨーロッパぶらりぶらり 山下清 ちくま文庫

 なんとも豪華な旅行です。1か月ぐらいかけています。ドイツ、スウェーデン、デンマーク、オランダ、イギリス、フランス、スイス、イタリア、エジプト、経由地として香港、たくさんの国を作者は巡りました。1959年ですからわたしが1歳のときです。すごいなあ。うらやましい。この本を読みながらわたしもヨーロッパに行ってみたくなりました。
 式場先生の存在が大きい。よく清さんの世話をされました。
ほっとする作者の文章です。言い回しが優しくて温かい。31ページ、飛行機内のトイレの話は、抱腹絶倒です。
 書中に何枚かの挿絵があります。すごい集中力と根気です。
 先生が文章を整理されていると思うのですが、作者には画才と文才があります。第二、第三の山下清氏が登場してほしいものです。
 200ページ、生活していくために絵を描く。やはり、だれでも、人からもらったお金ではなく、自分で働いて得たお金で食べていくのがいい。
 最後のページでは、「ひとりぼっちにならないこと」がしあわせなことというメッセージを感じました。


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