2012年05月30日
おばけでんしゃ 内田麟太郎
おばけでんしゃ 文 内田麟太郎(りんたろう) 絵 西村繁雄 童心社
絵本です。おばけでんしゃは、いもむしのようです。こどもたちはおばけが大好きです。おばけたちをいっぱい乗せたおばけでんしゃは,ようかい駅を出発しました。
おぞましい絵なのに楽しくなるのはなぜだろう。それは、パパやママやきょうだいたちと一緒にいるからです。みんななかよしの家族だからです。こどもの夢って、将来何になるとか、何かを買ってもらうとか、宇宙に行くとかいろいろあるけれど、一番の夢は家族みんなが、仲良しであってほしいことです。
ページをめくるたびに、スポーツ、ダンス、遊び、そして、昼と夜、夏と冬、観光名所巡りがあり、ユーモアに満ちています。親しみやすい画調で、音楽すら聞こえてきます。
凄み(すごみ)のあるラストでした。この絵本はいい。
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