2012年05月26日

結婚しなくていいですか。 益田ミリ

結婚しなくていいですか。 益田ミリ 幻冬舎

 まんがの本です。結婚しなくてもいいですよと主人公のすーちゃんに伝えたい。
 単身者の将来への不安、とくに老後の不安、お金に頼るしかないのかというあきらめ、恋人をもちたいとかエッチをしたいとかいう願望、職場の孤独感などが、軽いタッチの絵で描かれています。読んでいてリラックスできます。
 これから、ひとり暮らし産業は伸びるのでしょう。ひとりだけの気楽な生活に慣れてしまうと、忍耐をともなう結婚生活は送れないでしょう。結婚しても長続きしないかもしれない。
 絵は下手だけど、ところどころ光る絵があります。そこがこの作家さんの魅力です。昔のお見合い方式(お互いに顔もあわせないような状態で結婚)は、よかった一面もあった。(今は無理です)
 登場人物の女性たちは、ぶつぶつとつぶやき続けます。心も揺れ動きます。でも、最後は最初の位置に戻るのです。しかたがありません。

(この書評を書いた翌日)
 宇宙飛行士向井千秋さんの旦那さん向井万起男さん(まきおさん、医師)の「君について行こう」を読み始めました。奥さんはマイペースです。結婚しても奥さんは、ひとり暮らしをしているようなものです。そして旦那さんは、君についていこうとほほ笑んでいるのです。こういう夫婦の形態もあるのだなあ。だから、まんがの主人公すーちゃんも結婚をあきらめないでほしいと思い直し、ここに書きました。


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