2012年05月26日
ひとり旅1年生 たかぎなおこ
「ひとりたび1年生 たかぎなおこ メディアファクトリー」
ひとり旅の魅力やその動機について考えました。気楽である。束縛がない。日本国内であればお金と保険証、携帯電話があれば心配いりません。
他者とのわずらわしい関係がない分、さみしい。美しい風景に感激したり、おいしい食べ物に出会ったりした瞬間に喜怒哀楽を共有できる相手がいない。
たとえば、子どもの頃に深い想い出がある場所、そこへ行くならひとり旅がいい。
以前「150cmライフ」という作者の漫画本を読んだことがあります。最初は、離婚してひとり旅とか、失恋して一人旅とかいう動機でひとり旅をしたのかと推測しましたがどうも違うようです。仕事でという結論に落ち着きました。漫画の内容から日本は平和で安全な国という安心が広がります。
旅先は、「日光鬼怒川」「鎌倉」「長野善光寺」「花巻温泉」「博多」「沖縄」「京都」「三重」と変遷していきます。内容はさすが女性で食べ物へのこだわりが強い。
なんだかよくアクシデントに巻き込まれる人です。宿坊に泊まったり、超長距離バスに乗車したり、ダイバーの資格を取得したり、稀有な旅の手法です。
全体をとおして「味わい」があります。
「150cmライフ」の感想も記しておきます。
「150cmライフ たかぎなおこ メディアファクトリー」
身長が低いがうえの悲しみと得したかなぁが漫画とコメントで表現されています。
良質なできあがりでお勧めします。作者の想いが等身大で絵になっており好感をもちました。ちっちゃいということとは関係なく読んでいて安心できます。
一番強い印象を受けたのは、出版社の姿勢でした。
この世界を発掘したのは、出版社の社員さんです。お見事でした。
(その後、もう1冊読みました。)
「ひとりたび2年生 たかぎなおこ メディアファクトリー」
出版化を予定しての旅であるためか特異な旅の仕方をされています。
「函館、札幌編」東京駅から函館駅を経由して、札幌駅までの旅となっています。有名な列車への乗車です。寝台車は旅行で乗るとどんな気分なのだろう。わたし自身は、仕事や冠婚葬祭への出席のために義務感で乗車したことは何度かあります。狭くて不自由で揺れるのでロマンを感じたことはありません。されど、東京から北海道までだとやっぱり、ついに来たなーという達成感があることでしょう。
「徳島、香川編」今度は、東京からフェリーで徳島までの旅です。時間が自由になるマンガ家である作者がうらやましい。ただ、ひとり旅はさびしそう。相方がいたほうがいい。船中で出会った女性が、原付で神戸から東京まで6日かけて行った話にはびっくりしました。
「長野・岐阜、中山道編」青春18切符の活用と馬籠(まごめ)から妻籠(つまご)まで2時間半歩いた記録となっています。暑かっただろうに。わたしは、先に次の章にある「断食デトックス伊豆編」を読んでから、この項目に戻ってこの部分を読みました。減量目的であれば、中山道歩きのほうがやせそうです。
「伊豆編」減量目的のツアー参加です。でも、やっぱり温泉へ行くときは、ビールを飲みたい。おいしいものを食べたい。
「沖縄、石垣島を中心とした離島編」力作です。14日間のウィークリーマンション暮らしとなっています。ひとりものの人なら気軽に出かけることができるのでしょう。うらやましい。同居家族がいると自分ひとりの体ではなくなります。こうして、旅行の本を読みながら行った気分に浸(ひた)ります。
ひとり旅の魅力やその動機について考えました。気楽である。束縛がない。日本国内であればお金と保険証、携帯電話があれば心配いりません。
他者とのわずらわしい関係がない分、さみしい。美しい風景に感激したり、おいしい食べ物に出会ったりした瞬間に喜怒哀楽を共有できる相手がいない。
たとえば、子どもの頃に深い想い出がある場所、そこへ行くならひとり旅がいい。
以前「150cmライフ」という作者の漫画本を読んだことがあります。最初は、離婚してひとり旅とか、失恋して一人旅とかいう動機でひとり旅をしたのかと推測しましたがどうも違うようです。仕事でという結論に落ち着きました。漫画の内容から日本は平和で安全な国という安心が広がります。
旅先は、「日光鬼怒川」「鎌倉」「長野善光寺」「花巻温泉」「博多」「沖縄」「京都」「三重」と変遷していきます。内容はさすが女性で食べ物へのこだわりが強い。
なんだかよくアクシデントに巻き込まれる人です。宿坊に泊まったり、超長距離バスに乗車したり、ダイバーの資格を取得したり、稀有な旅の手法です。
全体をとおして「味わい」があります。
「150cmライフ」の感想も記しておきます。
「150cmライフ たかぎなおこ メディアファクトリー」
身長が低いがうえの悲しみと得したかなぁが漫画とコメントで表現されています。
良質なできあがりでお勧めします。作者の想いが等身大で絵になっており好感をもちました。ちっちゃいということとは関係なく読んでいて安心できます。
一番強い印象を受けたのは、出版社の姿勢でした。
この世界を発掘したのは、出版社の社員さんです。お見事でした。
(その後、もう1冊読みました。)
「ひとりたび2年生 たかぎなおこ メディアファクトリー」
出版化を予定しての旅であるためか特異な旅の仕方をされています。
「函館、札幌編」東京駅から函館駅を経由して、札幌駅までの旅となっています。有名な列車への乗車です。寝台車は旅行で乗るとどんな気分なのだろう。わたし自身は、仕事や冠婚葬祭への出席のために義務感で乗車したことは何度かあります。狭くて不自由で揺れるのでロマンを感じたことはありません。されど、東京から北海道までだとやっぱり、ついに来たなーという達成感があることでしょう。
「徳島、香川編」今度は、東京からフェリーで徳島までの旅です。時間が自由になるマンガ家である作者がうらやましい。ただ、ひとり旅はさびしそう。相方がいたほうがいい。船中で出会った女性が、原付で神戸から東京まで6日かけて行った話にはびっくりしました。
「長野・岐阜、中山道編」青春18切符の活用と馬籠(まごめ)から妻籠(つまご)まで2時間半歩いた記録となっています。暑かっただろうに。わたしは、先に次の章にある「断食デトックス伊豆編」を読んでから、この項目に戻ってこの部分を読みました。減量目的であれば、中山道歩きのほうがやせそうです。
「伊豆編」減量目的のツアー参加です。でも、やっぱり温泉へ行くときは、ビールを飲みたい。おいしいものを食べたい。
「沖縄、石垣島を中心とした離島編」力作です。14日間のウィークリーマンション暮らしとなっています。ひとりものの人なら気軽に出かけることができるのでしょう。うらやましい。同居家族がいると自分ひとりの体ではなくなります。こうして、旅行の本を読みながら行った気分に浸(ひた)ります。
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