2012年05月23日
アジアを喰う 鈴木みそ
アジアを喰う 鈴木みそ 双葉社
マンガです。旅行記エッセイも加えられています。作者は男性で、奥さんとのアジア滞在記、1年余りのことが食を中心にして記されています。
面白い。実用的で、本音が書かれています。読んでみて、読者も旅行へ行った気分になれます。1993年過ぎのことなので、もうずいぶん前のことであり、出版されたのは今から8年前であり、されど、もっと売れてもいい本です。お勧めします。
自分や妻の写真を本に掲載することは珍しい。奥さんは美形です。ただ、本人さんの似顔絵マンガは本人に似ていません。
辛い(からい)食材とか、うんこの話とか、マジックマッシュルームの覚醒状態とか、たいへんいい。
記述に余裕が感じられるのは、旅行自体が出版目的ではなかったからです。旅行は旅行として行って、出版はその後何年も経過して、そういえばあのときのことを本にしてみようかという発想がいい。だから他の旅行記と比べると出版せねばという使命感のような重苦しさと緊張感がありません。気楽に読めます。
最終ページから5・6ページ前に記事がある日本観とか日本人観がとてもいい。
マンガです。旅行記エッセイも加えられています。作者は男性で、奥さんとのアジア滞在記、1年余りのことが食を中心にして記されています。
面白い。実用的で、本音が書かれています。読んでみて、読者も旅行へ行った気分になれます。1993年過ぎのことなので、もうずいぶん前のことであり、出版されたのは今から8年前であり、されど、もっと売れてもいい本です。お勧めします。
自分や妻の写真を本に掲載することは珍しい。奥さんは美形です。ただ、本人さんの似顔絵マンガは本人に似ていません。
辛い(からい)食材とか、うんこの話とか、マジックマッシュルームの覚醒状態とか、たいへんいい。
記述に余裕が感じられるのは、旅行自体が出版目的ではなかったからです。旅行は旅行として行って、出版はその後何年も経過して、そういえばあのときのことを本にしてみようかという発想がいい。だから他の旅行記と比べると出版せねばという使命感のような重苦しさと緊張感がありません。気楽に読めます。
最終ページから5・6ページ前に記事がある日本観とか日本人観がとてもいい。
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