2012年05月02日

毎日かあさん 映画

毎日かあさん 映画 TV録画

 作者の体験がマンガとなり映画となっています。結婚、離婚、同じ男性と再婚、そして、旦那さんは亡くなっています。静まり返った自宅で顔に白い布をかぶせられて横たえられた遺体があります。わたしの父親も酒飲みでそうやって死んでいきました。理想の父親ではないけれど、人、本来の生き方を教えてくれた人であったことで作品と現実の共通点があります。
 西原宅は大きな家です。西原さんは、漫画の印税で5000万円もうけて、マージャンで5000万円すったと昔読んだ本に書いてありました。豪快です。
 映画の冒頭付近では、朝、通勤途上で立ち寄るコンビニ風景を思い出しました。ヤンキーの母親と保育園に通う男児5才ぐらいとときおり出会います。先日は母親が息子に「(車の)エンジン、カケッパ(かけたまま)」と話していました。乱暴ではあるけれど、母は子を育てています。立派です。
 だらだらと流れていく映画です。後半に神妙になります。アルコールに溺れる夫であり父親です。彼は若い頃、世界各地を回るカメラマンだった。ふたりの結婚は縁のものです。小泉ママは、同じにおいがしたと、結婚した理由を語ります。かあさんは、毎日かあさんをする。とおさんは、ときどきとおさんをする。幼い息子と娘はかあさんもとおさんも大好きなのです。

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