2012年04月03日

電車男 映画

電車男 映画 ケーブルTV録画

 本は読んだことがあります。書店で初めてこの本を見たときは驚きました。ページに文章が並んでいるのではなく、パソコンの画面表示が広がっていたからです。電子掲示板そして絵文字表示です。さらにタイトルの意味は不明で、かつ不気味でありました。「狼男」を想像したのです。登場人物たちの氏名表示はなく、「電車男」そして女性は「エルメス」です。ふたりの恋物語が人びとに夢と希望、さらに奇跡をもたらします。 テレビドラマは最後の部分だけを見たことがあります。映画を観ることは初めてです。2005年当時は異例であった「オタク」はいまや普通のことです。
恋のはかなさ、カレシもカノジョも、人間、見た目ではない。エルメスさんは人を見る目がある。エルメスさんは本物です。本物だからエルメスなのです。タタンター、タタンター、タタンターと続くピアノ音楽は映像にぴったりです。作者はオタクにだってしあわせは来ると訴えています。うつ病の人に観ていただきたい作品でもあります。伏線は定期券。困難は気持ちで乗り越える。男優の山田さんは表情をつくることが上手です。瑛太さんはまだ原石です。

この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t77453
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい