2012年03月19日

BOX! ボックス 映画 

BOX! ボックス 映画 ケーブルTV録画

 小説は読みました。小説と映画は違います。映画には映画の楽しみがあります。自分がイメージ(想像)した鏑矢(かぶらや)と木樽の姿・形は違います。それはそれでかまいません。小説で描かれた木樽の大量の練習量は映画では表現できません。それでも映像ならではの醍醐味があります。
 「友情」が柱です。小説では丸野マネージャーの影響力による青年たちの神がかりの力が柱でした。映画も小説も努力と根性を下地にすることに変わりはありません。大阪の風情が色濃く出ています。時系列流し方式ですが、後半は時を止めて、だれかのために勝利するという高い壁を登り始めます。勝利の陰に支えありです。監督のセリフ「きょうはタオルを投げない(降参しない)」、「おまえのボクシングをやれ」が耳に残りました。
 自分自身の怠け心との闘いです。高みを極めるためには自分を管理しなければなりません。他者の目を気にしてはなりません。
 木樽はいつも自分がナンバー2であることを気に病みます。ナンバー2でもすばらしいことです。気に病むことはありません。

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