2011年07月28日

ゴッドファーザー DVD

ゴッドファーザー DVD

 ずいぶん長い上映時間の映画です。176分。ネットの解説では、最初は125分だったけれど、興行主から監督に延ばせと指示があったそうです。
 1972年(昭和47年)の作品で、わたしは中学生でした。見たことはありませんでした。日本で言うところの暴力で組織を維持する集団を扱っています。コルレオーネーという一家のボスと3人の男子、1人の女子、加えて孫という一族に焦点が当てられていました。血には血を返す復讐の展開です。
 感想となると、3男の豹変につきます。同じような一家がニューヨークに5つある。他の一家から麻薬を扱う話があるもボスが断るところから火種がつきます。わかりにくい社会背景とか、宗教儀式もあって、何度か巻き戻しをしながら見ることになりました。そうすると、先ほど銃で撃たれた人が生き返ったりするわけで、なんだか変な気持ちでした。話が脱線しました。大学生で従軍したらしき3男だけが堅気(かたぎ)です。されど、父は狙撃で一命はとりとめたものの引退が近い、長兄と次兄は抗争で死亡。ひよわだった3男が父親の跡を継ぐことになるのですが、頭脳を駆使して敵を絞り込み、相手を冷酷に消すという手法をとり、3男の性格設定を変えていきます。織田信長タイプです。映画のパート2を見る気はありませんが、その手法をとった場合、内部からの魔手によって組織は崩壊することが世の常です。明智光秀の本能寺の変です。
 この映画の展開でよく出てくる表現として、相手と交渉をするとき、相手に断りきれない条件を出す。それが、脅し文句です。コルレオーネー家の老いたボスの言動と洞察力は徳川家康を見ているようです。案外監督は日本びいきで、侍社会の勉強をしたのかもしれない。
 ボスは、相手の望みをかなえる代わりに、後々、見返りを求めます。それから、血縁関係のない者でも家族同様に扱います。それが、○○一家です。
 美しい音楽を背景にして広がるイタリアシチリア島の風景はいいものです。アスファルトもコンクリートもない道です。時代は1946年ぐらい。第二次世界大戦開戦翌年ですが、戦争の影が見当たりません。戦争って地球の上では、部分的なものだったのだろうか。


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