2010年05月30日

上海バンスキング DVD

上海バンスキング DVD

 1936年夏から始まります。ハタノ夫婦は、上海のジャズホールというのでしょうか、夫はクラリネット、妻はダンサーで生活を始めます。二人のお世話役がバクマツ(ばくちの松本、松本亘わたる)さんです。
 原子爆弾投下、敗戦までいくのですが、ハッピーエンドだと思って見ていたのでラストは残念でした。戦争反対、平和維持が主題です。音楽・踊りの明るさとは反対に内容は暗い。途中、永久に音楽のない世界を与えられたミュージシャンはどうするのかという困難な問題提起があります。
 話の展開は速い。お金を中心とした生活のことばかりを考えているときにこれを見るとはっとさせられます。人生は楽しまなくっちゃ。ちゃらんぽらんにみえるミュージシャンたちの動きは、人間が求める欲望の基本動作でもあります。さまざまな手法を駆使して出来上がった画像です。暴力を否定するために暴力を描く。国家対文化、官僚・軍人対芸術家の戦いでもありました。


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