2023年01月19日

とべ! ちいさいプロペラき 福音館書店

とべ! ちいさいプロペラき 小風さち(こかぜ・さち)作 山本忠敬(やまもと・ただよし)絵 福音館書店

 2000年(平成12年)第1刷の絵本です。
 読み終えて、今年2歳になる親戚の男の子にプレゼントすることにしました。
 今度会うのが楽しみです。
 前回会った時は、お互いのひとさし指をくっつけるETごっこをして盛り上がりました。(宇宙人が出てくる洋画『ET』です)

 絵を描かれた方は2003年にお亡くなりになっています。作品『しょうぼうじどうしゃ じぷた』は以前読みました。小さな消防自動車(ジープタイプ)が、最初のうちは、大きな消防車がうらやましく、自分の車体が小さいことで劣等感を感じているのですが、最後は、狭い場所の消火活動で活躍してくれます。今回も同じような展開になるのだろうか。

 ちいさなぷろぺらきが主人公です。
 おおきなジェット機が出てきます。(かっこいい)
 以前成田空港の滑走路の先にある飛行機の博物館『航空科学博物館』へ見学に行ったことがあります。絵本の絵を見ながらそのときのことを思い出しながら読みました。
 滑走路の離陸の様子は、羽田空港とか中部セントレア空港を見学した時の記憶と重なります。飛び立つジェット機の機影が目に浮かびます。

 体が大きいとか小さいとか、学校にいるうちは気になりますが、社会に出ると背の高さは関係ありません。気持ちの大きさは関係があります。能力が優先になります。

 がんばるプロペラきです。
 絵がすがすがしい。
 元気のない子どもを励ます絵本です。
 滑走路をかけて飛び立つプロペラきに勢いがあります。
 飛び立つ音が聞こえてくるようです。
 グゥーン(かっこいい)

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