2022年12月03日

宮城県仙台市へ行く

宮城県仙台市へ行く

(以下の記述は、2022年10月下旬につくりました)
 長い間生きてきましたが、まだ宮城県の仙台市内を訪れたことが一度もありません。
 日本の有名な市なので、寿命が来てお迎えが来る前に一度は訪れたいという希望をしばらく前からもっています。
 先日『全国旅行支援』を活用して、仙台市内のホテルを予約することができました。
 そしてきょうは、駅の窓口で、JR新幹線の切符を買ってきました。
 東北新幹線に乗ったのはもう何十年も前で、東京駅→栃木県宇都宮駅までの短距離です。
 きょうは、乗車券購入の時にちょっと戸惑いました。自分にいろいろ誤解がありました。東北新幹線の自由席は、やまびこ車両の1号車と2号車だけだと思い込んでいました。さらに、座席番号の列数が思っていたよりも少なかった。

 自由席車両:やまびこ号(準速達列車10両または17両で運行する)おおむね1号車~4号車が自由席。駅で、指定席乗車券を購入するときに3号車をお願いしたら「(1号車から4号車まで)自由席」ですと言われたのでびっくりしました。
 ときには、5号車から7号車までが自由席のときもあるようです。さらに12号車から17号車(17両編成の時)が自由席の時もあるそうです。
 窓口で、指定席のある車両号車を聞いて、座席の番号を言ったらそのような大きな数値の番号はありませんと言われました。東海道新幹線だと、はしっこが18番(列)です。

 はやぶさ号(最速達列車)とこまち号(秋田-盛岡-東京):自由席はない。すべて指定席。

<往路の東京から仙台までの切符は地元の駅で事前購入して、復路の仙台から東京は、仙台駅の窓口で購入しました>
 仙台から東京の復路は、はやぶさ号とこまち号の連結でした。
 (座席の配置について)
 やまびこ号とはやぶさ号は、通路をはさんで、2列と3列の座席です。
 こまち号は、通路をはさんで、2列と2列のシートでした。全車指定席で、満席に近い状態だったようで、夫婦横並びの座席がとれませんでした。窓口で勧められて、通路側の前後で2席をとりました。不都合はなにもありませんでした。

<以下は、行ってみてのリポートです>
 行き:「やまびこ号」。東京駅から仙台駅まで、2時間ぐらいの数駅停車でした。無知であるがゆえに、30分ぐらい速く到着できる「はやぶさ号」にすれば良かったと乗車中は思いました。
 でも、帰路「やまびこ号」と「こまち号」の連結車両で(東京駅まで1時間半ぐらい)、「こまち号」に乗ったのですが、観光の場合、気持ち的には、やまびこ号のほうがのんびりできると感じました。
 「こまち号」が、秋田駅から盛岡駅経由で東京駅に行くということを今ごろになって知りました。実際に乗ってみないと知らないことばかりです。
 復路(仙台駅-東京駅)で利用した「はやぶさ号・こまち号」連結車両の車内の雰囲気はビジネス列車で、平日だったせいもあるのでしょうが、サラリーマンが多く、座席でもノートパソコンを叩いたりしていて、まるで車内が、事務室か会議室にいるみたいな雰囲気です。声は出されませんが、画面を見ながら、リモート会議をしているような人も見かけました。座席は、満席に近い状態でした。
 往路(東京駅-仙台駅)に利用したやまびこ号は、地元のお年寄りや中年女性主婦のような人たちが乗っていて、車内の雰囲気は柔らかく、空席もあります。ただし車内販売はありません。
 車窓から、栃木県から福島県、宮城県と続く山並みが見えます。途中駅で、はやぶさ号に抜いてもらうためか、停車駅で待機の時間待ちがあったりして、時間がもったいない気持ちになりましたが、終わってみれば、それでもいいかと許容できます。
 仙台旅行の前に、BSテレ東で、村井美樹さんと西野未姫(にしのみき)さんの『ローカル線よくばり絶景の旅』を観たので、そのときの栃木県から福島県につながる山奥鉄道ルートが、車窓から見えるあの山の向こうあたりにあるのだなと想像しながら景色を楽しみました。

<ここからは、10月につくった記述です>
 東北新幹線:1982年(昭和57年)6月に埼玉県大宮駅-岩手県盛岡駅が開業した。2010年(平成22年)12月に全線が開通した。東京駅-新青森駅。

 仙台で一泊して二日間観光したあと、二日目の夜には、関東地方に住む親族のところに移動する予定です。
 帰路の東海道新幹線(東京-名古屋)は、親戚に譲ってもらったJR東海の株主優待券を使って、切符は割引料金にしてもらい購入しました。
 参考までに、乗り換え駅の品川駅までは、交通系ICカードのマナカを使います。千葉県内の駅で、マナカを使用して改札口から入場して、品川駅の新幹線乗りかえ改札口では改札機に『乗車券と特急券を改札機に入れてから、マナカでタッチして入場します』
 なお、自分たちは、東京駅での新幹線への乗り換えは苦手です。進行方向が直線的ではないし、段差もあり、地下がからんだ移動のうえ人が多くて、人にもまれるように歩きながら、やりきれない気持ちになるので、たいていは、在来線(ざいらいせん。新幹線以外の路線)には、品川駅で乗り換えます。
 品川駅での乗り換えは、直線的でわかりやすく、在来線ホームからエスカレーターで上にあがるとすぐ左手に新幹線乗りかえ改札口があるので便利です。

 仙台市内のテレビ映像は、先日路線バス乗り継ぎVS鉄道対決旅の番組で見ました。高島礼子さんVS村井美樹さんで、ゴールが仙台城跡でした。
 その後、いとうあさこさんとかたせ梨乃(かたせ・りの)さんの5万円旅の番組で仙台城跡の映像を見ました。
 城跡があんな山の上にあるのかと驚きました。上り坂が大変そうです。がんばらねば。上り坂を登れば、見晴らしのいい風景が迎えてくれそうです。初日は仙台城跡で夜景を見て、翌日は午前中の景色を同じところから見てもいい。

 仙台市内をあちこち移動して回る元気はありません。
 若い頃は、限られた時間内にできるだけたくさんの場所を回ることが目標でした。
 歳をとったので、同じ場所で長い時間じーっとしていたい。自分が動くのではなく、周りが動く光景や景色を見て楽しみたい。
 とりあえずの予定は、二日間とも『るーぷる仙台』という市内を右回りに回るバスで移動するつもりです。電子書籍のガイドブックを参考にしてプランを立ててみました。

 瑞鳳殿(ずいほうでん):伊達政宗さんのお墓でいいのでしょう。伊達政宗:1567年-1636年。68歳没。山形、宮城、福島管轄の戦国大名。仙台藩の初代藩主。瑞鳳殿は、1945年(昭和20年)に戦争で焼失後、1979年(昭和54年)に再建された。<結局、行きませんでした>

 仙台城跡:初日は城跡から見えるであろう夜景を楽しんで、翌日は昼間の見晴らしを楽しみたい。1600年に築城開始。定番ですが、伊達政宗公騎馬像の前で記念写真を撮りたい。<行きませんでした>

 大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう):1607年創建。色鮮やかな彫刻があるそうです。国宝に指定されているそうです。<行きませんでした>

 あとは、定禅寺通り(じょうぜんじどおり)でおみやげのこけしを見て、食べ物は、牛タンとか、ずんだもちとか、カキとかを楽しみたい。

(その後。瑞鳳殿と仙台城跡伊達政宗騎馬像が修復中であることを知りました。騎馬像は現地にはありません。現地にはパネル写真の展示があるそうです。両者ともに、来年の3月に修復が終わるそうです)
 老朽化が瑞鳳殿改修の理由、地震で傾いたので修理するのが騎馬像だそうです。
 がっかりしましたがしかたがありません。
 見学場所の変更も考えましたが、予定通りバスで回ってみます。<結局行きませんでした。バスは駅前で、るーぷる仙台と表示されたバスを見かけただけで、乗車はしませんでした>

(さらにその後)
 読み始めた本が、伊坂幸太郎作品『ペッパーズ・ゴースト』です。
 作中に登場するモデルとなった宮城球場を見に行くことにしました。
 仙台駅から近い。
 JR『宮城野原』まで、ふた駅、4分とあります。<結局現地には行きませんでしたが、駅前にある「アエル」というビルの展望テラスから球場を見ることはできました>

(またその後 11月のこと)
 昨夜BSテレ東の再放送番組で、太川陽介さんとえびすよしかずさんの路線バス乗り継ぎの旅を観ました。平成21年ころ放送された番組です。『松島』が出てきて、妻と松島を見に行こうということになりました。
 そのかわり、修復工事中の瑞鳳殿と仙台城跡の見学はパスすることにしました。また次回ということもあるでしょう。
 初日は、駅前のホテルでチェックインしたあと、部屋に荷物を置いて、JR仙北線(せんぽくせん)「仙台駅」-「宮城野原駅」で、宮城球場を見て「宮城野原駅」-「あおば通」と戻って、繁華街(アーケード街)でおみやげを買います。翌日は仙北線「仙台駅」-「松島海岸」。松島を見学したあと、関東地方にある親族の家を訪ねます。<その後、当日のルートは、若干(じゃっかん)変わりました>

(仙台へ出発する前日のこと)
 計画はコロコロかわります。
 やめたのは、るーぷる仙台バスでの周遊。仙台城跡と瑞鳳殿、大崎八幡宮、宮城球場の見学です。
 予定としては、到着後、チェックインをしてホテルの近くにある朝市の見学(朝市ですが、一日中やってるそうです)、市内中心部の散策(アーケード街)、アエルというビルの展望テラスで夜景を楽しんだあと、仙台駅付近で夕食、夜はホテルの天然温泉を楽しむ。
 二日目は、アエルの展望テラスで午前の見晴らしを楽しんだあと、JR仙石線(せんせきせん)で松島海岸へ行き、海岸と瑞巌寺(ずいがんじ)を見学、再びJR仙石線で本塩釜へ戻り、先日うちに遊びに来てくれた年下の友だちが教えてくれたお寿司屋さんで昼食をとって、まったりしたあと、新幹線で親族の住む関東へ移動するつもりです。楽しみです。<これも当日は少し変更がありました。展望テラスへは、午前ではなく、夕方に行きました>

(じっさいに行ってきました。写真は仙台駅の風景です)
 初めて仙台に来ました。
 駅でポケモンが迎えてくれました。
 実は、数日前に、孫たちから、この絵を見せられて、欲しいみたいなアピールがありました。びっくりしました。(数日後、愛知県に戻ったとき、名古屋駅でも観ました。どうも全国の新幹線主要駅でPRしているようです)











 ペデストリアンデッキ(歩行者専用高架橋)からは、太川陽介さんや蛭子能収さん、藤田朋子さんたちが、階段を駆け降りてバス乗り場に向かった場所がわかりました。
 また、仙台から帰って来てから、11月29日(火)いい肉の日の番組として、BS東京『いい肉 夢気分 東北三大牛ペロリ旅』の映像で、花田虎上(はなだ・まさる)さんと遼河はるひ(りょうが・はるひ)さんが、デッキの上でロケをした映像を観ました。
 いろいろと楽しめました。(つづく)








 蛇足(だそく。なくてもいい話)ですが、今回、東北新幹線を利用して、時刻表やガイドブックなどを見ていて、青森県恐山(おそれざん)訪問のことをあれこれ考えました。
 来年行くつもりですが、当初は、飛行機とレンタカーの利用を考えていました。歳をとってきたので、レンタカーの長時間運転はしんどい。青森空港から恐山までは片道3時間はかかりそうです。
 先日うちに遊びに来た年下の友だちが東北好きで、いろいろ教えてくれたのですが、恐山までは、鉄道と地元の路線バスで行けることがわかりました。
 八戸から青い森鉄道で野辺地、JR大湊線(おおみなとせん)に乗り換えて、下北駅下車、路線バスは、下北駅から恐山ルートです。路線バスだと恐山までは、40分間ぐらいです。
 長時間の運転にならないならば、下北付近でレンタカーを借りて、下北半島巡りをしてもいい。どこかで二泊するほうが無難です。
 来年の楽しみができました。

 もうひとつの蛇足です。
 勘違いをしていたことがありました。
 「名古屋駅-博多駅間」よりも「名古屋駅-仙台駅間」のほうが遠いと思い込んでいました。
 「名古屋駅-博多駅間」のほうが遠いが正解でした。
 名古屋駅-博多駅:鉄道で、808.9km 直行で、3時間18分ぐらい。
 名古屋駅-仙台駅:鉄道で、717.8km 東京駅で乗り換えて、3時間16分ぐらい。

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