2022年11月14日
まあちゃんのながいかみ たかどの ほうこ
まあちゃんのながいかみ たかどの ほうこ・作 福音館
なかなかいい絵本でした。
親せきのちびっこたちにプレゼントする絵本の一冊にします。
女の子たちにうける絵本です。
1989年(平成元年)の作品です。
表紙には、迷路のようなぐるぐる道が表現してあります。
こういう迷路のようなルートは、こどもさんが好きです。
指で道をなぞりながら、ぶつぶついろいろつぶやくのです。
道を形成しているのは髪の毛です。
まあちゃんです。
やさしげな女の子です。
まあちゃんのおともだちが『はあちゃん』と『みいちゃん』です。
ふたりとも髪の毛が長い。ロン毛ヘアです。
あたまのてっぺんに、リボンをつけているのが『はあちゃん』です。
いっぽう、主人公のまあちゃんは、短髪(たんぱつ)です。ショートヘアーです。
6ページの絵がとてつもなくおもしろい。
絵本を回転させて、縦長構図の絵本に変化させます。
9ページは、もとにもどって横長絵本です。
牛が出てきます。
11ページ、あれまあ発想がいい。
久しぶりにミノムシを思い出しました。
こどものころよくミノムシを拾いました。
身近な場所に林がありました。
13ページ、なかなかいい。
まあちゃんは、4さいの女の子です。
16ページの絵は豪快です。
洗髪するときのシャンプーの絵です。
てんこもりです。
自分たちが台湾旅行に行ったときを思い出しました。
足つぼマッサージと理髪のセットで観光を楽しみました。
シャンプーの泡(あわ)がてんこもりでびっくりしました。
そのときと同じような状態が絵本の絵になっています。
台湾の床屋さんで、台湾での今どきはやりのヘアスタイルにしてもらいました。
足つぼマッサージはむちゃむちゃ痛かった。イテーと叫びました。
なつかしい旅の思い出です。
19ページ、絵はさらに豪快さを増します。
21ページ、すごすぎてもうほめ言葉が出てきません。
はじっこにいるちっちゃなワンちゃんがかわいい。
23ページまで読んできて、ふと気づきました。
まあちゃんの髪の毛は短髪なのです。
短髪なのに、自分が長髪だったらというお話を長々と、長髪であるはあちゃんとみいちゃんにし続けているのです。
深く考えると、まあちゃんが、ふたりにそうしてほしいというお願いがあります。
もうひとつは、自分がそうなりたいという願望があります。
まあちゃんは実際には短髪のままで、長髪だったらという仮定で空想をふくらませていきます。
お話をしているまあちゃんの髪の毛はショートヘアーのままで、お話がどんどん進んでも、まあちゃんの短髪に変化はありません。
そこに、味わいがあります。
さいごの『おしまい』がよかった。
今年読んで良かった一冊でした。
なかなかいい絵本でした。
親せきのちびっこたちにプレゼントする絵本の一冊にします。
女の子たちにうける絵本です。
1989年(平成元年)の作品です。
表紙には、迷路のようなぐるぐる道が表現してあります。
こういう迷路のようなルートは、こどもさんが好きです。
指で道をなぞりながら、ぶつぶついろいろつぶやくのです。
道を形成しているのは髪の毛です。
まあちゃんです。
やさしげな女の子です。
まあちゃんのおともだちが『はあちゃん』と『みいちゃん』です。
ふたりとも髪の毛が長い。ロン毛ヘアです。
あたまのてっぺんに、リボンをつけているのが『はあちゃん』です。
いっぽう、主人公のまあちゃんは、短髪(たんぱつ)です。ショートヘアーです。
6ページの絵がとてつもなくおもしろい。
絵本を回転させて、縦長構図の絵本に変化させます。
9ページは、もとにもどって横長絵本です。
牛が出てきます。
11ページ、あれまあ発想がいい。
久しぶりにミノムシを思い出しました。
こどものころよくミノムシを拾いました。
身近な場所に林がありました。
13ページ、なかなかいい。
まあちゃんは、4さいの女の子です。
16ページの絵は豪快です。
洗髪するときのシャンプーの絵です。
てんこもりです。
自分たちが台湾旅行に行ったときを思い出しました。
足つぼマッサージと理髪のセットで観光を楽しみました。
シャンプーの泡(あわ)がてんこもりでびっくりしました。
そのときと同じような状態が絵本の絵になっています。
台湾の床屋さんで、台湾での今どきはやりのヘアスタイルにしてもらいました。
足つぼマッサージはむちゃむちゃ痛かった。イテーと叫びました。
なつかしい旅の思い出です。
19ページ、絵はさらに豪快さを増します。
21ページ、すごすぎてもうほめ言葉が出てきません。
はじっこにいるちっちゃなワンちゃんがかわいい。
23ページまで読んできて、ふと気づきました。
まあちゃんの髪の毛は短髪なのです。
短髪なのに、自分が長髪だったらというお話を長々と、長髪であるはあちゃんとみいちゃんにし続けているのです。
深く考えると、まあちゃんが、ふたりにそうしてほしいというお願いがあります。
もうひとつは、自分がそうなりたいという願望があります。
まあちゃんは実際には短髪のままで、長髪だったらという仮定で空想をふくらませていきます。
お話をしているまあちゃんの髪の毛はショートヘアーのままで、お話がどんどん進んでも、まあちゃんの短髪に変化はありません。
そこに、味わいがあります。
さいごの『おしまい』がよかった。
今年読んで良かった一冊でした。
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