2022年07月30日

相棒 シーズン14 第8話「最終回の奇跡」第9話「秘密の家」

相棒 シーズン14 第8話と第9話 動画配信サービス

「第8話 最終回の奇跡 2015年(平成27年)12月9日放送分」
 最終回というのは、マンガの連載の最終回です。
 最終回にある最後の場面と実際に起きた殺人現場のシーンが同じなのです。

 45分間の放映時間のうち、23分30秒付近でお話の仕掛けに気づきました。
 その後も、全体の8割ぐらいは、察しがつきました。(さっしが(展開が)つきました)
 されど、残りの2割は気づけませんでした。
 犯人はだれなのか?
 なかなか見ごたえのある最後でした。

 人気女性漫画家(事故で車いす)の著作権マネジメント会社社長40歳男性が、連載漫画の最終シーンと同じ状態で殺されて発見されます。
 犯人はだれだ? というミステリーです。

 殺人シーンを予言したという話題性があります。
 殺人の予言です。
 (偶然ではないのかと思いましたが偶然ではありませんでした)

 まあ、お金もうけに目がくらんだ男がうらみをもたれて殺されたのです。
 
 女性漫画家もヘンです。
 宗教のようになっています。
 『紙の前に座ると神さまがおりてくる』
 『ひとりで神さまの声と向き合う』
 『(マンガの)原稿は漫画家にとって、こどもと同じです。(杉下右京には)見せられません』

 キーワード(鍵を握る言葉が)『神は細部に宿る』(死体の指先に付いた血の描写)

 お金もうけのことしか頭にない経営者が悪人として殺されることが物語の柱になることが多い。

 ドラマチックに仕上げてあります。

 しかたがないのでしょうが、俳優さんが漫画家に見えませんでした。女優さんには見えました。


「第9話 秘密の家 2015年(平成27年)12月16日放送分」
 組対五課:そたいごか。暴力団を取り締まる組織犯罪対策部の所属。五課は、銃器と薬物を担当する。『マトリ』は、厚生労働省の麻薬取締部の職員(麻薬取締官。特別司法警察職員で拳銃の使用や家宅捜索、逮捕ができる)で、別組織になる。ときおり芸能人や有名人が逮捕される。

 権力者というのは、自分の思い(願望)をとげるために、いくらでも「現象」を操作する。
 自分が理想とする「状態」を人工的につくろうとする。
 出世に興味のない人間(杉下右京)は、自分にとっては(権力者にとっては)用事のない人間だそうです。

 なにせ、変則的な事件です。
 誘拐事件の被害者が、被害を隠します。(身代金を支払って、誘拐された身内を取り戻します)警察には通報しません。
 さらに、犯人と被害者に親族関係があります。

 義父から、娘婿がお金を脅し取るのです。(おどしとる)
 
 父親は、娘婿が気に入らないそうです。
 わたしも娘をもつ父親ですが、父親というものは、娘が結婚したいと言って連れてくる男が、どんな人間であっても「おめでとう」と言って声をかけるしかないのです。それが、父親の役割なのです。

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