2022年07月08日

リボンの騎士 第一話 1967年放送分(昭和42年)

リボンの騎士 第一話 1967年放送分(昭和42年) 動画配信サービス

 観終えて、『ジャングル大帝(たいてい)』をテレビで観ていたことを思い出しました。
 この『リボンの騎士』とあわせて、どちらの作品も手塚治虫(てづか・おさむ)さんのもので、自分たちの世代は、手塚治虫さんに育ててもらったのではないかと自分の少年時代を振り返りました。

 カラー画像であることに見ている途中で気がつきました。
 されど、自分は白黒画像の記憶しかありません。
 朝起きて、朝食のあと、小学校へ行く前に観ていた記憶です。そのころのわたしは、関東地方にある小学校に通っていました。
 たぶん放送は、再放送だったのでしょう。
 朝食は午前6時半ころ食べていた記憶です。NHKの『明るい農村』という番組を観ていた記憶があります。
 カラー放送なのに自分に白黒映像の記憶しかないのは、うちのテレビが白黒テレビだったからでしょう。
 カラーテレビが一般家庭に浸透しだしたのは、1970年(昭和45年)に開催された大阪万博以降だったような記憶です。
 
 シルバーランドのサファイア王子(実は女の子)
 12歳ぐらいに見えるなと思いながら観ていたら、やはり12歳と紹介がありました。
 オードリーヘップバーン出演の洋画「ローマの休日」を思い出しました。
 宝塚歌劇団のようでもあります。
 サファイア姫は強い。剣術も格闘も得意です。やんちゃです。

 白馬の名前がオパール。
 天使の名前がチンク。
 悪者の名前がナイロン卿(きょう)とジュラルミン大公(たいこう)。ふたりともお鼻が長いのね。
  
 最初の映像で紹介される制作関係者のお名前をながめながら思ったことです。
 今はもう天国に行かれた人が多いのでしょう。
 人は死しても作品は歴史に遺ります(のこります)。

 お城のなかでの権力争いがあります。
 敵は内部にいるのです。
 王位継承権は男子にしかないのです。
 天皇制の議論のようです。
 いったいいつまで男尊女卑の制度が続くのだろうか。
 映像を見ていて、この映像から半世紀以上がたっているのに、男尊女卑の考え方はいまだに続いています。解消するまでに、あと半世紀ぐらいかかるのだろうか。
 世代交代が待たれます。
 
 赤ずきんとオオカミの話みたいです。
 家をオオカミに吹き飛ばされる三匹の子ブタのお話のようでもあります。
 きれいで、形良く、デザインのいい帽子にこだわりがあります。
 絵がやさしい。
 動物がいっぱい出てきます。
 
 こどもはバトルが好きです。(バトル:たたかい)

 決めゼリフとして『悪いたくらみがなくなるまで、ぼくは男の子ですよ』

 映像の始まりでは、歌はどういうわけか声無しです。
 終わりの歌は声ありでした。
 聞いていて思い出しました。
 『タラリラッタ リタラッタ …… ヤホー ヤホー』

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