2022年07月04日

太川チームVS河合チーム 路線バス対決の旅 青森県

太川陽介チームVS河合郁人(かわいふみと)チーム路線バス対決の旅 陣取り合戦 青森県

 太川陽介チーム:荻野由佳 酒井貴士(さかいたかし。お笑いコンビ ザ・マミィ)
 河合郁人チーム:安藤美姫(あんどうみき) 林田洋平(ザ・マミィ)

(番組を観る前のコメント)
 今読んでいる本が『認知症になった蛭子さん(えびすさん)』光文社で、読んでいて、久しぶりに太川陽介さんの番組の感想を書いてみようと思い立ちました。
 路線バス旅相棒のえびすさんは認知症になってしまいましたが、太川陽介さんも年齢的には、準高齢者の年齢範囲に入っていますので、まわりのスタッフも含めて、彼の心身の健康保持に気を配って下さい。無理は禁物です。頭の中ではできると思っていても、体がついてこない年齢層に入っています。

 青森県は二度訪れたことがあります。素敵な観光地です。
 安藤美姫さんは、以前のたしかこのパターンの番組で太川陽介チームにいて、太川陽介さんと対立するような構図になって、気まずい雰囲気になったことを覚えています。今回は、敵同士のチームですので、気合が入っていることでしょう。

 ザ・マミィのおふたりは、たまたま先日、動画配信サービスの「内村さまぁ~ず」で見ました。ゲストで出ていて、なんだかすべったような内容で、5人でわいわいやっておられました。
 たしか、林田洋平さんが長崎県出身だと言っておられました。サッカーが得意と聞きました。

(番組を観ていたときのコメント)
 なにもかもが懐かしい風景です。行ったことがあるところが複数出てきました。
 奥入瀬渓流にあるお買い物と休憩ができる施設、十和田湖、五所川原の斜陽館、浅虫(あさむし)、平内(ひらない)など。

 林田洋平さんは優秀です。地図をめくりながらパッパと目的地を見つけてプランを発案します。林田さんは、筑波大学に在学していたし、お父さんは医師です。大学を中退してお笑いの世界に入ったことを理由として破門状態で、実家には8年間ぐらい帰っていないそうです。
 この番組に出られたし、他の番組「内村さまぁ~ず」などにも出ているのですから、長崎のご実家も受け入れてほしい。
 親は、こどもの人生にレールを敷かないほうがいい。
 同じく長崎出身であるえびすよしかずさんのことが書いてある『認知症になった蛭子さん』の本で、人生相談のコメントとして『子どもとギャラは少し低く見積もっておいたほうがいいことがあるかもしれません』と発言されています。

 安藤美姫さんが、バスの席に座っていて、自分で開いた地図を見ながら「太宰治記念館」を「たいこうじきねんかん」と読まれた時にはびっくりしました。(だざいおさむきねんかんです)
 それを聞いた林田洋平さんが、目を丸くしてびっくりしていました。
 わたしもびっくりして、失礼ですが大笑いをしてしまいました。
 ああ、文学作品は読まない人なのだと理解しました。(「走れメロス」とか、「人間失格」とか、「斜陽」「津軽」など)
 
 太川陽介さんと安藤美姫さんの遺恨が感じられるかと思いましたがそうでもありませんでした。ですがふたりはやっぱり合わないと思います。同じタイプだからです。オレが、オレがです。
 太川チームのほうは、太川さんがあとのふたりの提案はほとんど受け入れません。あとのふたりはついて回るだけのことが多い。
 河合チームのほうは、かなり時間をかけて、みんなで話し合います。今回は3人とも年齢が近い若いチームで活気がありました。

 テレビでは、次々とシーンが変わりますが、現地を知っている者として、路線バスでの移動時間はかなり長いですし、待ち時間も長い。ごくろうさまでした。

 青森県は『神(じん)』さんというみょうじが多い地域です。タクシーの運転手さんのお名前が神さん(じんさん)でした。
 自分もずいぶん昔に、青森県出身の神さん(じんさん)という人と仕事をしていたことがあるのを思い出しました。
 最初は見た目の文字が『神さま(かみさま)』ですから驚きましたが、じんさん、じんさんと呼んでいるうちになんとも思わなくなりました。

(番組を観終わってからのコメント)
 いつもと違って、上品な内容で好感をもちました。
 村井美樹さんとの鉄道VS路線バス対決のときも含めて、これまでは、たいてい、お笑い芸人さんが、足が痛いとか、もう歩けないとか言い出して、番組の趣旨や目的が、ぶちこわしになることがありました。見ていて見苦しく、チャンネルを変えることもありました。
 芸人さんの態度がどうこうというよりも、番組のつくり手の姿勢に不信感をもちました。お茶の間で見ているファミリーが、そんな映像を見て楽しい雰囲気になっていると、つくり手の人たちが思っていたら、それは誤解ですと指摘させていただきます。

 久しぶりに人情もののシーンがありました。太川さんとえびすさんが、過去のロケでお世話になった食堂の人たちとの再会がありました。
 女性の店主だった方は、きっと、これまでの長い人生を生きてきて良かったと思われたと思います。うれしさを、おすそ分けしてもらいました。

 各市町村にチェックポイントを設定してあるのですが、せっかく時間をかけて設定したチェックポイントも撮影に至らずむだになっています。
 せっかくなら二泊三日の日程でロケをやれば、地元観光の宣伝になるのになと、思いつきました。
 蛭子さんと路線バスの旅をしていたときは、三泊四日だったので、今思えばすごい日程設定でした。

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