2022年03月03日
太川&えびすの路線バス乗り継ぎ旅 台湾
太川陽介&えびすよしかずのローカル路線バス乗り継ぎ人情旅 THE MOVE in台湾 2016年(平成28年) 1時間58分 動画配信サービス
今年観て良かった映画の1本になりました。観たのは初めてです。
本当にいい映画でした。感動がありました。すごい人たちです。
台湾の北から南まで、路線バスを乗り継ぎながらの移動です。
台湾という島の西部を南下していきます。台北→台中→台南→高雄→がらんぴ灯台というところが目的地です。
三泊四日の旅でした。
途中、台風来襲で、一日1本の路線バスしか乗れず、以降運休で足止めもくらいました。三人は不安でいっぱいです。ぜんぜん前へ進めません。映像を観ていて、高速道路を走るバスを使ってもやむをえないのではないかとすら思いました。太川陽介さんの言葉として『ああ…… バスに乗りたい』
なんて、運が悪いメンバーなのだろうかと気の毒でしたが、最終的には、台風のおかげでいい作品が仕上がりました。
2015年(平成27年)9月の現地ロケです。
台風の動きというのは、日本方向へ向くものだと思って見ていましたら、中国本土の方向へ移動していく台風でした。
自分も以前台湾に行ったことがあります。
そのときの現地の人のお話だと、台湾には、日本と比べて、ものすごく大きな台風が来ると言っておられました。
自分が台湾を訪問した時のことを思い出しながら、映像を楽しみました。
映像を観て、また、訪れてみたい。行きたいと思った場所がふたつありました。
大甲鎮瀾宮(よみかたがわかりませんが、台中市にある。台湾の人たちが、中国大陸から台湾に来るときに守ってくれた神さまというような説明がありました)という建物内にある金ぴかの展示が良かった。あと、高雄市内の風景が良かった。超高層ビルと公園にあるらしき独特な建物の映像が心に残りました。
台湾の人たちが、太川陽介さん、えびすよしかずさん、ゲストの三船美佳さんにとても優しい。
台湾の人たちは、日本人に親切です。助かります。
外国ですから、言葉が通じません。
えびすさんは、外国語、外国人好きですから、一生懸命中国語で、バス停はどこですかと台湾の人たちに話しかけます。
通じているのかと思って見ていたら、太川陽介さんと三船美佳さんが、ぜんぜん通じていないとコメントされていて笑いました。
三船美佳さんは英語ができるのと、中国語もけっこう話しておられました。
英語と日本語と中国語まじりで、路線バスの乗り換えに挑戦です。
画面には出ませんが、たぶん、通訳の女性ぐらいが、そばにいたのだろうと推測します。
台湾の人から見れば、どうして、高速道路を走る高速バスに乗らないのかとか、どうして鉄道を利用しないのかという疑問が生まれるようです。
なかには、日本での路線バス乗り継ぎのテレビ番組を知っているという台湾人や、日本で20年間ぐらい暮らしていたことがあるという高齢の女性もいて、太川陽介さんもえびすよしかずさんも知っているというお話でした。
なかなかにぎやかでした。台湾のご老人であるご婦人は、三船美佳さんのことは知らないけれど、三船美佳さんのお父さんの三船敏郎さんは台湾でも大スターだと教えてくださいました。
三船美佳さんの、こどものころ、三船敏郎さんが自らの運転で、自家用車のリムジンとかロールスロイスで、学校へ送ってくれたという話には驚きました。車のドアが観音開きだったそうです。
都市部は、道路が広くて車の交通量が多い。
ことに、スクーターが多い。
セブンイレブンの看板があちこちの都市にあります。
バス停の看板には、ルート表示はあるが、時刻表示はありません。
ICカードでバス運賃を支払います。
南下していなかになるにつれて、畑が広がる原野のような風景があります。
途中、バス車内で、現地の看護学校の女生徒さんとお話をした時間帯が良かった。
えびすよしかずさん語録として、
①(南下するにつれて)「街が汚くなってきた」三船美佳さんに「古くなってきたでしょ!」とたしなめられます。
②(えびすよしかずさんが道案内を現地の女性にたずねて)三船美佳さんから「美人の女性でしたね」と声をかけられ「きれいな女(ひと)だったから声をかけた」
③(バス車内は飲食禁止とあって、飲食がしたいえびすよしかずさんは)「こっちの人は食べるときに汚くするんだ」三船美佳さんから「悪口を言わないで」とまた叱られました。
④(台湾でなにがおいしかったかという話になって)「パン(しか言葉が出てこない。料理の名前が出てこない)」
中華風の街並みが素敵です。
BGMで流れる中華風の音楽が心地よい。
ラッピングバスのラッピング(広告)は、でかくて広い面積です。
車は左ハンドル右側通行です。
漢字表記の看板には親しみを感じます。少し勉強すれば、意味を理解できそうな気になります。
なにせ、雨がひどい。
強風もすごい。
タクシーの屋根に付いている表示灯が強い風で飛んでいきました。
路線バスの屋根からは、雨漏りがしてきて、車内にある座席に座りながらメンバーが傘をさしています。
太川陽介さんもかなり疲れた顔をしています。
えびすよしかずさんは、足をひっかけて、ついに転倒しました。えびすよしかずさんに向かって現地の犬も吠えます(ほえます)その部分を見て、萩原朔太郎(詩人はぎわら・さくたろう)の作品「月に吠える」を瞬間的に思い出しました。
泊るところを探すのも大変です。えびすよしかずさんは、民宿とか日本旅館風がにがてなので、泣きそうです。実際、涙が出ていました。バックパッカーの宿ぐらいしかありません。
別の旅番組「東野&岡村の旅猿」初期作品、インド訪問時のシーンと重なる雰囲気があります。そのときは、出川哲朗さんもいて、壮絶な宿でした(狭くて暗くて治安の不安があるところで宿泊。ただし、安い)
ホテルの部屋の大きくて広いカーテンを開けたら、解放窓があるかと楽しみにしていたら、小窓が3つあるだけだったのには笑いました。
困難ばかりにぶちあたって、『どうする?』の連続です。
だけど、三人は『ゴールしたい!』えびすよしかずさんも強気です。
台湾の地元の人たちと公園でわいわいお話します。
そんなようすを見ていたら、もう国同士でケンカするのはやめましょうという気分になります。
台風が遠ざかるにつれて、状況が改善されていきます。
お祭りの爆竹の音が響きます。
天気は晴天です。
あきらめない。
偉業を成し遂げられました。
ミラクルです。奇跡は起こる。
時間の感覚がなくなります。
灯台の回転する灯りが、人生の道しるべとして未来を照らしました。
大逆転でした。
いいドラマでした。
(その後)
「站」ビンイン。日本語で「駅」
映像で何度もこの漢字を見て、気になって調べました。
今年観て良かった映画の1本になりました。観たのは初めてです。
本当にいい映画でした。感動がありました。すごい人たちです。
台湾の北から南まで、路線バスを乗り継ぎながらの移動です。
台湾という島の西部を南下していきます。台北→台中→台南→高雄→がらんぴ灯台というところが目的地です。
三泊四日の旅でした。
途中、台風来襲で、一日1本の路線バスしか乗れず、以降運休で足止めもくらいました。三人は不安でいっぱいです。ぜんぜん前へ進めません。映像を観ていて、高速道路を走るバスを使ってもやむをえないのではないかとすら思いました。太川陽介さんの言葉として『ああ…… バスに乗りたい』
なんて、運が悪いメンバーなのだろうかと気の毒でしたが、最終的には、台風のおかげでいい作品が仕上がりました。
2015年(平成27年)9月の現地ロケです。
台風の動きというのは、日本方向へ向くものだと思って見ていましたら、中国本土の方向へ移動していく台風でした。
自分も以前台湾に行ったことがあります。
そのときの現地の人のお話だと、台湾には、日本と比べて、ものすごく大きな台風が来ると言っておられました。
自分が台湾を訪問した時のことを思い出しながら、映像を楽しみました。
映像を観て、また、訪れてみたい。行きたいと思った場所がふたつありました。
大甲鎮瀾宮(よみかたがわかりませんが、台中市にある。台湾の人たちが、中国大陸から台湾に来るときに守ってくれた神さまというような説明がありました)という建物内にある金ぴかの展示が良かった。あと、高雄市内の風景が良かった。超高層ビルと公園にあるらしき独特な建物の映像が心に残りました。
台湾の人たちが、太川陽介さん、えびすよしかずさん、ゲストの三船美佳さんにとても優しい。
台湾の人たちは、日本人に親切です。助かります。
外国ですから、言葉が通じません。
えびすさんは、外国語、外国人好きですから、一生懸命中国語で、バス停はどこですかと台湾の人たちに話しかけます。
通じているのかと思って見ていたら、太川陽介さんと三船美佳さんが、ぜんぜん通じていないとコメントされていて笑いました。
三船美佳さんは英語ができるのと、中国語もけっこう話しておられました。
英語と日本語と中国語まじりで、路線バスの乗り換えに挑戦です。
画面には出ませんが、たぶん、通訳の女性ぐらいが、そばにいたのだろうと推測します。
台湾の人から見れば、どうして、高速道路を走る高速バスに乗らないのかとか、どうして鉄道を利用しないのかという疑問が生まれるようです。
なかには、日本での路線バス乗り継ぎのテレビ番組を知っているという台湾人や、日本で20年間ぐらい暮らしていたことがあるという高齢の女性もいて、太川陽介さんもえびすよしかずさんも知っているというお話でした。
なかなかにぎやかでした。台湾のご老人であるご婦人は、三船美佳さんのことは知らないけれど、三船美佳さんのお父さんの三船敏郎さんは台湾でも大スターだと教えてくださいました。
三船美佳さんの、こどものころ、三船敏郎さんが自らの運転で、自家用車のリムジンとかロールスロイスで、学校へ送ってくれたという話には驚きました。車のドアが観音開きだったそうです。
都市部は、道路が広くて車の交通量が多い。
ことに、スクーターが多い。
セブンイレブンの看板があちこちの都市にあります。
バス停の看板には、ルート表示はあるが、時刻表示はありません。
ICカードでバス運賃を支払います。
南下していなかになるにつれて、畑が広がる原野のような風景があります。
途中、バス車内で、現地の看護学校の女生徒さんとお話をした時間帯が良かった。
えびすよしかずさん語録として、
①(南下するにつれて)「街が汚くなってきた」三船美佳さんに「古くなってきたでしょ!」とたしなめられます。
②(えびすよしかずさんが道案内を現地の女性にたずねて)三船美佳さんから「美人の女性でしたね」と声をかけられ「きれいな女(ひと)だったから声をかけた」
③(バス車内は飲食禁止とあって、飲食がしたいえびすよしかずさんは)「こっちの人は食べるときに汚くするんだ」三船美佳さんから「悪口を言わないで」とまた叱られました。
④(台湾でなにがおいしかったかという話になって)「パン(しか言葉が出てこない。料理の名前が出てこない)」
中華風の街並みが素敵です。
BGMで流れる中華風の音楽が心地よい。
ラッピングバスのラッピング(広告)は、でかくて広い面積です。
車は左ハンドル右側通行です。
漢字表記の看板には親しみを感じます。少し勉強すれば、意味を理解できそうな気になります。
なにせ、雨がひどい。
強風もすごい。
タクシーの屋根に付いている表示灯が強い風で飛んでいきました。
路線バスの屋根からは、雨漏りがしてきて、車内にある座席に座りながらメンバーが傘をさしています。
太川陽介さんもかなり疲れた顔をしています。
えびすよしかずさんは、足をひっかけて、ついに転倒しました。えびすよしかずさんに向かって現地の犬も吠えます(ほえます)その部分を見て、萩原朔太郎(詩人はぎわら・さくたろう)の作品「月に吠える」を瞬間的に思い出しました。
泊るところを探すのも大変です。えびすよしかずさんは、民宿とか日本旅館風がにがてなので、泣きそうです。実際、涙が出ていました。バックパッカーの宿ぐらいしかありません。
別の旅番組「東野&岡村の旅猿」初期作品、インド訪問時のシーンと重なる雰囲気があります。そのときは、出川哲朗さんもいて、壮絶な宿でした(狭くて暗くて治安の不安があるところで宿泊。ただし、安い)
ホテルの部屋の大きくて広いカーテンを開けたら、解放窓があるかと楽しみにしていたら、小窓が3つあるだけだったのには笑いました。
困難ばかりにぶちあたって、『どうする?』の連続です。
だけど、三人は『ゴールしたい!』えびすよしかずさんも強気です。
台湾の地元の人たちと公園でわいわいお話します。
そんなようすを見ていたら、もう国同士でケンカするのはやめましょうという気分になります。
台風が遠ざかるにつれて、状況が改善されていきます。
お祭りの爆竹の音が響きます。
天気は晴天です。
あきらめない。
偉業を成し遂げられました。
ミラクルです。奇跡は起こる。
時間の感覚がなくなります。
灯台の回転する灯りが、人生の道しるべとして未来を照らしました。
大逆転でした。
いいドラマでした。
(その後)
「站」ビンイン。日本語で「駅」
映像で何度もこの漢字を見て、気になって調べました。
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