2021年10月14日

妖怪大戦争 邦画 2005年公開

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 この映画のきっかけになった作品が、1968年の同名の映画だそうです。自分は小学生でした。近所のこどもたちといっしょにその映画を見に行きました。女性の首がにゅーっと長く伸びるろくろっ首とか、唐傘お化け(からかさおばけ)のシーンは、今も脳裏に残っています。
 2021年の今、新しい作品が映画館で上映されているようですが、コロナ禍になってから映画館からは足が遠ざかっています。

 気の弱そうな少年タダシが、善良な妖怪たちを味方にして、悪霊妖怪団と戦います。

 最初のうちはなかなか怖い。
 だんだん妖怪が可愛らしく見えてきます。
 「スネコスリ」という妖怪は、最初はネコのように見えますが、だんだんウサギのような雰囲気に変化していきます。ペットのようです。
 和風な妖怪たちです。どこかで見たようなタレントさんのお顔が次々と出てきます。
 もう亡くなったタレントさんもいますし、いろいろ事情があって、表舞台に出てくることができなくなったタレントさんもおられます。2005年ですから、今から16年前の作品です。

 昆虫のような妖怪もいます。蚊です。
 
 鳥取県境港市にある水木しげるロード(妖怪通り)が出てきました。
 旅番組「旅猿」で観た場所が映像で出てきます。
 ゲゲゲの鬼太郎ともコラボ(営業協力)しています。一反木綿(いったんもめん)が登場します。

 ユーモラスでもあります。
 映像美にこっています。
 特殊撮影です。

 少年が、江戸時代にタイムスリップしたみたいです。

 アンパンマンでみた「モグリン」のような妖怪も出てきました。
 アイデア大集合です。
 「ガメラだー」というセリフも出ます。小学生のころ、怪獣映画もよく見に行きました。映画館でとなりに座っていたオヤジは、いつもイビキをかいて寝ていました。

 「捨てる」ことをいましめる日本文化があります。ただし、「もったいない」は、ごみ屋敷を生みます。

 大きいものを見せる。
 合成だとわかる映像もあります。
 東京の夜景映像がきれいです。
 とんがっている形のもの(歯)は怖い。

 暴力の応酬がありますが、暴力には反対です。

 仮装大会のようでもあります。
 妖怪たちが、ジェット機につかまって飛んでいくシーンが現代的でおもしろかった。
 コンパスのようなロボット妖怪は強そうに見えませんでした。
 筋立てがよくわからない部分もありました。
 こどもには見せたくないシーン(刃物による刺殺行為)がありました。あと、妖怪が喫煙するシーンもつまらない。
 ところどころ眠たかった。
 とはいえ、もう16年ぐらい前の映画になってしまいました。

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