2021年08月27日

たたかう恐竜たち 別巻 恐竜トリケラトプスの大めいろ

たたかう恐竜たち 別巻 恐竜トリケラトプスの大めいろ ジュラ紀クレーターへの道 黒田みつひろ・作絵 小峰書店

 リサイクルショップで手に入れました。2002年初版のめいろ絵本です。
 わいわいとこども同士、親子同士、じじばばと孫同士で、交流タイムをもちながら迷路を楽しむ絵本です。

 トリケラトプスは「サイ」のようなみかけで、お顔に角(ツノ)が3本生えています。
 ステゴサウルスも四つ足で歩きます。背中には、お魚のせびれのようなビロビロが筋のようになってくっついます。ビロビロは、首からしっぽの先まで続いています。
 トリケラトプスもステゴサウルスもポピュラー(一般によく知られている。人気のある)な恐竜の種類です。
 ティラノザウルスは怖そうに見える恐竜です。それぞれ絵描き歌もあって、わたしは、歌いながら孫たちに絵を描いて描き方を教えます。

 絵本の始まりは、恐竜の歴史書みたいです。「ジュラ紀クレーターへの道」とテーマが書いてあります。
 たしか、恐竜がいた時代は、わたしが独自につくった自分のための年表によると、
 宇宙の始まり:138億年前
 地球誕生:46億年前
 恐竜時代として、
 三畳紀(さんじょうき。2億年ぐらい前)
 ジュラ紀(1億5000万年ぐらい前)
 白亜紀(7000万年ぐらい前)
 恐竜は、6600万年前ぐらいに、隕石の衝突で気候が変化した地球環境が原因で死滅した。
 と記録されております。

 4歳ぐらいのこどもさん向けの迷路です。されど、終わりに近づくにしたがってむずかしくなります。
 10ページあたりまでくると、けっこうむずかしい。
 鳥の形をした「翼竜(よくりゅう)」が出てきます。よく聞くのが、プテラノドンです。絵描き歌にあります。

 そういえば、あまりにもむずかしい迷路は、自分がこどものころは、「ゴール」から戻る形で解きました。「ゴール」から「スタート」に向かうのです。ちょっとずるいですが、いいのです。

 本に描いてある絵が上手です。迫力ある動きが伝わってきます。

(その後)
 孫たちにはかなりうけました。
 何度もやろうやろうと誘われました。
 絵本というのは、物語の内容だけではなくて、読み手、聴き手で、その場でつくる物語でもあります。
 楽しむパターンは、個々の読み方の数だけあります。
 あとは、自分たちに合うか合わないかです。
 小説とは異なる趣向があります。

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