2021年08月22日
太川&えびす路線バスの旅 四国一周 2011年放送分
太川陽介&えびすよしかずのローカル路線バス人情ふれあい旅 四国ぐるり一周 BSテレ東 2011年12月分の再放送
ゲストは、遠藤久美子さんです。
結果は失敗に終わっています。
徳島駅→高知→愛媛→香川の順でした。
自分も二十歳ぐらいのころに、高校の時の友だち5人とホンダシビックと軽自動車の二台に分乗して、二泊三日で四国の西側を半周したことがあります。映像を見ながらなつかしさにひたりました。
三人ともバスの中で笑顔のスタートです。
途中、バス路線がつながらなくて、16kmも歩いたのですが、三人とも元気そうです。もう十年前のことですから、みなさん若くて体力もありお元気でした。
このころのバス旅の雰囲気は、今の路線バスがらみの番組とはずいぶん違います。太川陽介さんがにこやかです。
現在の路線バス対鉄道とか路線バス同士の競争方式で太川陽介さんが見せる表情は、かなり硬くて真剣です。太川陽介さんは、がんこじいさんに近づいています。大丈夫だろうか。視力も体力も明らかに衰えています。加齢がそうさせるのか、いろいろとこだわりすぎるような。これはこうでなければならない。柔軟性がありません。カチンカチンです。
また、過去のシリーズ映像をみていると、最近の番組で観られるような刺々しい(とげとげしい)雰囲気は、過去映像にはありません。
四国の海岸道路を走る路線バスの車窓から、朝の太平洋が見えます。
いつまでも、ぼーっとながめていたい風景です。
自分は、スケジュールに追われない旅が理想です。もうノルマ(目標数値)を達成するために、期限と内容を定められた行動をすることは御免(ごめん)です。
時刻にしばられる鉄道やバスよりも、戸口から戸口へつながる自家用車のほうが気楽でいい。重い荷物を手にもって運ばなくてすむのも助かります。時間はかかっても気楽で手軽なほうがいい。
現役をリタイアした人間にとっての最終期限は、寿命が尽きる時だと思っています。
バスの中で、えびすよしかずさんが1本のバナナを出して、朝食として自分が食べる。自分は1本のバナナをほかの人と分けるのはイヤだと言います。えびすさんらしくておもしろい。
えびすよしかずさんは、ギャンブル好きだから、パチンコ店を見ると興奮します。スイッチが入るのです。
四国ですから、ときおりお遍路さんの姿が登場して、三人とからむシーンがあります。
年配の人が多い。お遍路さんは、黙々と歩きながら、過ぎて行った昔のことなどを考える。
歳をとって、最近思うのは、こどもというのは、頭がいいとか悪いとか、運動ができるとか、できないとか、そういうことは横に置いといて、こどもというのは、とりあえず生きていればいい。同様に、年寄りも生きていればいい。まずは、生きていることが大事だと自分に言い聞かせています。
途中の喫茶店で持込みOKのモーニングコーヒータイムがあります。田舎ならでは慣習です。
自分が田舎にいた小中学生のときは、出会う人たちがどこのだれなのかがたいていわかりました。たいてい地縁血縁でつながっていました。
都会に出てきたときは、こんなにたくさんの人たちが歩いているのに、名前がわかる人がだれもいないということに驚きました。そんな若かった時期がありました。
高知県を流れている四万十川(しまんとがわ。日本最後の清流といわれている。見たことがあります)のうなぎ料理を楽しみます。えびすよしかずさんから愛知県のひつまぶしもおいしいというような話が出ます。
えびすよしかずさんが、ヤンキーみたいな若いカップルの男女にいろいろ話しかけるバスの車内が楽しい。このころのこの路線バスの番組では地元の人たちとの交流が盛んでした。今は、殺伐(さつばつ)とした雰囲気で、競争に取り組んでいます。たまに、バス車内での一般人との会話シーンが放映されるとほっとします。
このときの旅は、仕事とはいえ、三人と番組スタッフさんにとっては、いい思い出になったことでしょう。
遠藤久美子さんのコメントでおもしろかったところです。
太川陽介さんが、高知県の安芸市(あきし)でプロ野球の阪神タイガースの選手がキャンプをしていると話をしたら、遠藤久美子さんが、テントを張って、寝袋で寝ているんですよねと確認の質問を太川陽介さんに返したことです。
プロ野球を知らない人にとっては、「キャンプ」の意味が「合同強化練習」のこととはわからないのでしょう。たぶん、選手はキャンプ中、快適なホテル暮らしをしているでしょう。
えびすよしかずさんは、自分は「海の男だ」といばります。だけどえびすよしかずさんは、お刺身を食べることが苦手です。
足摺岬(あしずりみさき)での海の風景と、夜になってからの空に広がる満点の星々が美しいと三人が驚嘆します。わたしが足摺岬に行ったときも、岩壁に打ち寄せる波しぶきが、オレンジ色や黄色、ブルーやグリーンにきらきら輝いていて、こんな波の色は見たことがないと感動しました。
番組で「宿毛」という地名が登場します。若い頃のわたしが行ったときに、車で道に迷ってしまい、道を歩いていた人たちに「しゅくげへ行く道はこの道でいいですか?」とたずねたら、「しゅくげなんていうところは聞いたことがないなあ」と返答がありました。「宿(やど)に毛って書くんです」と説明したら、「すくも」って呼ぶんだよと大笑いされました。さすがに「すくも」とは読めませんでした。
番組で出ていた高知県の「中村」という地名にも覚えがあります。(現在は四万十市しまんとし)車に同乗の当時の友人が「中村に行きたい。中村に行ってみたい」と何度も言うので行きました。彼が中村に行きたい理由は忘れました。中村で何かを見た覚えもありません。その後はその友人とはしばらくして疎遠になり、いまでは音信不通になりました。
先日届いた高校の同窓会名簿に載っていたのは、彼の名前だけで、所在は不明になっていました。ほかにも名前だけでどこにいるのかわからない同窓生が何人かいました。生きているといいのだけれど。もう高校を卒業してから、四十年以上の長い歳月が流れました。
愛媛県の宇和島で交番に行って、このへんでテントを張っても構わないところはありませんかと聞いたら、闘牛場のそばにあるグラウンドを紹介されました。(もう四十年以上昔のことなので、そのころは許してもらえたのでしょう)
グラウンドにテントを張って飯盒(はんごう)でごはんをたいて食べてということをして、寝袋で寝る頃に、アベック(カップル)が乗った車がたくさんグランドに集まって来て、いちゃいちゃし始めました。そのうち、別の若者たちも来て、ギターを弾いて歌い出したりして、その夜はよく眠れませんでした。
ゲストは、遠藤久美子さんです。
結果は失敗に終わっています。
徳島駅→高知→愛媛→香川の順でした。
自分も二十歳ぐらいのころに、高校の時の友だち5人とホンダシビックと軽自動車の二台に分乗して、二泊三日で四国の西側を半周したことがあります。映像を見ながらなつかしさにひたりました。
三人ともバスの中で笑顔のスタートです。
途中、バス路線がつながらなくて、16kmも歩いたのですが、三人とも元気そうです。もう十年前のことですから、みなさん若くて体力もありお元気でした。
このころのバス旅の雰囲気は、今の路線バスがらみの番組とはずいぶん違います。太川陽介さんがにこやかです。
現在の路線バス対鉄道とか路線バス同士の競争方式で太川陽介さんが見せる表情は、かなり硬くて真剣です。太川陽介さんは、がんこじいさんに近づいています。大丈夫だろうか。視力も体力も明らかに衰えています。加齢がそうさせるのか、いろいろとこだわりすぎるような。これはこうでなければならない。柔軟性がありません。カチンカチンです。
また、過去のシリーズ映像をみていると、最近の番組で観られるような刺々しい(とげとげしい)雰囲気は、過去映像にはありません。
四国の海岸道路を走る路線バスの車窓から、朝の太平洋が見えます。
いつまでも、ぼーっとながめていたい風景です。
自分は、スケジュールに追われない旅が理想です。もうノルマ(目標数値)を達成するために、期限と内容を定められた行動をすることは御免(ごめん)です。
時刻にしばられる鉄道やバスよりも、戸口から戸口へつながる自家用車のほうが気楽でいい。重い荷物を手にもって運ばなくてすむのも助かります。時間はかかっても気楽で手軽なほうがいい。
現役をリタイアした人間にとっての最終期限は、寿命が尽きる時だと思っています。
バスの中で、えびすよしかずさんが1本のバナナを出して、朝食として自分が食べる。自分は1本のバナナをほかの人と分けるのはイヤだと言います。えびすさんらしくておもしろい。
えびすよしかずさんは、ギャンブル好きだから、パチンコ店を見ると興奮します。スイッチが入るのです。
四国ですから、ときおりお遍路さんの姿が登場して、三人とからむシーンがあります。
年配の人が多い。お遍路さんは、黙々と歩きながら、過ぎて行った昔のことなどを考える。
歳をとって、最近思うのは、こどもというのは、頭がいいとか悪いとか、運動ができるとか、できないとか、そういうことは横に置いといて、こどもというのは、とりあえず生きていればいい。同様に、年寄りも生きていればいい。まずは、生きていることが大事だと自分に言い聞かせています。
途中の喫茶店で持込みOKのモーニングコーヒータイムがあります。田舎ならでは慣習です。
自分が田舎にいた小中学生のときは、出会う人たちがどこのだれなのかがたいていわかりました。たいてい地縁血縁でつながっていました。
都会に出てきたときは、こんなにたくさんの人たちが歩いているのに、名前がわかる人がだれもいないということに驚きました。そんな若かった時期がありました。
高知県を流れている四万十川(しまんとがわ。日本最後の清流といわれている。見たことがあります)のうなぎ料理を楽しみます。えびすよしかずさんから愛知県のひつまぶしもおいしいというような話が出ます。
えびすよしかずさんが、ヤンキーみたいな若いカップルの男女にいろいろ話しかけるバスの車内が楽しい。このころのこの路線バスの番組では地元の人たちとの交流が盛んでした。今は、殺伐(さつばつ)とした雰囲気で、競争に取り組んでいます。たまに、バス車内での一般人との会話シーンが放映されるとほっとします。
このときの旅は、仕事とはいえ、三人と番組スタッフさんにとっては、いい思い出になったことでしょう。
遠藤久美子さんのコメントでおもしろかったところです。
太川陽介さんが、高知県の安芸市(あきし)でプロ野球の阪神タイガースの選手がキャンプをしていると話をしたら、遠藤久美子さんが、テントを張って、寝袋で寝ているんですよねと確認の質問を太川陽介さんに返したことです。
プロ野球を知らない人にとっては、「キャンプ」の意味が「合同強化練習」のこととはわからないのでしょう。たぶん、選手はキャンプ中、快適なホテル暮らしをしているでしょう。
えびすよしかずさんは、自分は「海の男だ」といばります。だけどえびすよしかずさんは、お刺身を食べることが苦手です。
足摺岬(あしずりみさき)での海の風景と、夜になってからの空に広がる満点の星々が美しいと三人が驚嘆します。わたしが足摺岬に行ったときも、岩壁に打ち寄せる波しぶきが、オレンジ色や黄色、ブルーやグリーンにきらきら輝いていて、こんな波の色は見たことがないと感動しました。
番組で「宿毛」という地名が登場します。若い頃のわたしが行ったときに、車で道に迷ってしまい、道を歩いていた人たちに「しゅくげへ行く道はこの道でいいですか?」とたずねたら、「しゅくげなんていうところは聞いたことがないなあ」と返答がありました。「宿(やど)に毛って書くんです」と説明したら、「すくも」って呼ぶんだよと大笑いされました。さすがに「すくも」とは読めませんでした。
番組で出ていた高知県の「中村」という地名にも覚えがあります。(現在は四万十市しまんとし)車に同乗の当時の友人が「中村に行きたい。中村に行ってみたい」と何度も言うので行きました。彼が中村に行きたい理由は忘れました。中村で何かを見た覚えもありません。その後はその友人とはしばらくして疎遠になり、いまでは音信不通になりました。
先日届いた高校の同窓会名簿に載っていたのは、彼の名前だけで、所在は不明になっていました。ほかにも名前だけでどこにいるのかわからない同窓生が何人かいました。生きているといいのだけれど。もう高校を卒業してから、四十年以上の長い歳月が流れました。
愛媛県の宇和島で交番に行って、このへんでテントを張っても構わないところはありませんかと聞いたら、闘牛場のそばにあるグラウンドを紹介されました。(もう四十年以上昔のことなので、そのころは許してもらえたのでしょう)
グラウンドにテントを張って飯盒(はんごう)でごはんをたいて食べてということをして、寝袋で寝る頃に、アベック(カップル)が乗った車がたくさんグランドに集まって来て、いちゃいちゃし始めました。そのうち、別の若者たちも来て、ギターを弾いて歌い出したりして、その夜はよく眠れませんでした。
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