2021年08月16日

やさいさん ツペラツペラ

やさいさん tupera tupera ツペラツペラ 亀山達也と中川敦子によるユニット 学研プラス

 自分にとっては、かなり好みの立体しかけ絵本です。
 畑仕事は、かんたんそうですが、そうでもありません。
 じっさいに畑仕事をやったことがないとわかりません。
 先日見たテレビ番組「出川哲朗の充電バイクの旅」では、ゲストの若槻千夏さんが静岡県大井川鉄道周辺の旅で、『お茶って葉っぱだったんですね』と返答されたので、びっくりしました。木の実だと思っていたそうです。コーヒー豆のようなイメージだろうか。

 里芋のはっぱは大きな傘のようで特徴があります。傘みたいにしてもって、ポーズを決めて写真を撮ることもありました。

 半世紀以上昔の話です。
 農家だった父方の祖母が人糞を桶に入れて、そこに大きな葉っぱを何枚かかぶせて、人糞が桶から外に飛び散らないようにして、ふたつの桶を天秤棒にぶら下げて、天秤棒のまんなかの位置で棒を肩にかけて、畑までゆっくり歩いて行きました。15分ぐらいは歩いたという記憶です。
 小学一年生だった自分はそんな祖母の背中を見ながら後ろからついていきました。
 畑に到着すると、祖母は、ひしゃくで肥を(こえを)すくって、畑にまいていました。

 中学一年生の時は、夏から秋にかけて稲刈りを手伝いました。のこぎりの歯のような鎌で、イネの根っこ付近から切り取ります。腰が痛くてつらかった。
 隣のたんぼでは、稲を機械で順番に刈り取っていて、うらやましいと思ったことがあります。
 稲を刈っていると、アカハラというイモリが、手元あたりによく出てきました。

 絵本では、畑の土から手が出ています。
 作物でないことはわかります。
 もぐらさんの登場です。

 たまねぎさんの力強いお顔が好きです。
 
 紫色のさつまいもがきれい。
 よいしょーと地面から抜いて、おいしいやきいもになるかなー

 だいこんさんの右側にいる小さなみみずさんがかわいい。

 最後は、かごいっぱいに作物がとれました。
 読み終えて、満足しました。

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