2021年08月13日

旅猿鴨川でドラマ見まくり未公開集と奥貫薫さんのセレクション

東野&岡村の旅猿 「鴨川で海外ドラマ見まくりの旅 未公開集」「奥貫薫思い出セレクション」DVD 2020年4月と5月放送分

「鴨川で海外ドラマ見まくりの旅の未公開集」
 ゲストの劇団ひとりさんとふたりのからみシーンで、未公開分です。まだ、公表できないことのしゃべりが含まれています。2020年3月のロケだそうです。
 劇団ひとりさんが自分で運転して乗ってきた巨大なキャンピングカーが素晴らしい。
 お金あるなー
 ほかのふたりもお金あるから買えそうです。劇団ひとりさんがふたりに勧めます。
 
 劇団ひとりさんとふたりの会話がよそよそしい。東野&岡村のふたりのほうが遠慮しているようです。
 執筆活動、ふたりにはない劇団ひとりさんの仕事があります。そのためでしょう。
 劇団ひとりさんの小説は読みました。才能のある人です。
 東野幸治さんが書いた小説「泥の家族」も読みました。
 2019年のときの感想メモが残っています。ちょっとここに落としてみます。
 泥の家族 東野幸治 幻冬舎よしもと文庫
 「東野・岡村の旅猿」で又吉直樹さんが出演した時に、東野さんが紹介していた自身が描いた小説です。もう20年ぐらい前のものです。読んでみました。
 200ページぐらい。ひとつのお話が5分ぐらいで読めます。文章に文学的な情緒はありませんが、笑えますし、しみじみとした人間的な味わいがあります。
 父親がいて、母親がいて、兄がいて、姉がいて、中学生の自分(男子)がいる。家は貧しくて、親父はいいかげんな人間で、母親は節約家でよく怒る。兄も姉も不良少年少女です。
 おとなになった兄から10年ぐらい前に失踪した父親が殺されたと次男に電話連絡があるところから始まりますが、時はさかのぼって、過去の暮らしへと飛んだようです。父親が殺害された話が消えます。
 父親とその他の家族との間には、対立とか、父親嫌いとか、確執がありそうです。
 「思い出」の記録です。中学生男子の一人称で話は進みます。
 
 父も姉も、自分がしたいことをする生活です。浮気とか男遊びとか。お金のない今の生活に不満があるのでしょう。

 中学、高校、青春時代の思い出の記録です。思い出の話が続くのですが、現在進行形にできないものか。ときに、話は飛び飛びになります。

 後半は、あまりにも激しすぎる展開です。

 書いた本人がいっけんそう見える「愛情のなさ」の要因があります。

 バチがあたる。

 ラストの章「M」を、読者として、どう受け止めればいいのか、わかりません。

 良かった表現の趣旨として、「オカンはバスに乗ると車酔いをして吐くからバスに乗らない。長距離でも歩く」、「(自分の感想として)全体を通して、次男坊の世界あるいは、兄弟のうちの下の子どもの世界です。自分は長男なので、そのような体験がなく、新鮮に感じました」、「アニキは家族といるときは暗いけれど、友だちといるときは明るい」、「大阪では鶴瓶に似ていると得」、「何十年も経ってもバックにかかっている曲は、サザンオールスターズ。曲がそのときの思い出になる」、「(3人きょうだいが集まって)親が離婚したら、どっちにつく?」、「お互いにうわべのあいさつをかわす」、「自分はあの家族のなかでいつもひとりぼっちだった」

 読み終えました。全体的に下ネタですがおもしろかった。

 東野幸治さんが劇団ひとりさんに、しきりに「泥の家族」を映画化してほしいとアピールします。
 お客さんが入るかどうかが判断の目安ですが、東野幸治さんは、なかなか映画化されなくて残念だそうです。

 海岸砂浜でのラジコンカー遊びで、東野幸治さんが操作する大きなラジコンカーが運転操作ミスで海の波に突っ込んでいきました。ラジコンカーは動かなくなりました。おもしろかった。
 そのあと修理屋さんに行って修理してもらいましたが、そこの修理屋さんの施設が充実していて、ラジコンカーもきびきびと走っていて圧倒されました。素敵でした。

「奥貫薫思い出セレクション」
 いつもナレーターをされている方です。わたしは存じ上げません。可愛らしい方です。
 これまでの作品のなかで奥貫薫さんが気に入っている旅の紹介でした。

①インドの旅 3回目
 旅猿が最高におもしろかったころの作品です。ゲストは出川哲朗さんでした。
 インド旅は、旅猿の原点です。
 ガンジス河で沐浴(もくよく。宗教的な儀式。体を川の水で洗い清める)です。まわりにはいっぱい現地のインド人の人たちがいて、雰囲気がいいです。
 このころの毎度のベッドの争奪戦がおもしろかった。宿泊するところはいつもベッドがふたつ、あとはソファーベッドか床で寝るという状態をつくって、三人でベッドの奪い合いをするのです。じゃんけん勝負です。(太川陽介&えびすよしかず路線バス乗継の旅でも類似のシーンがありますが、そちらは、太川陽介さんやゲストが、えびすよしかずさんが寝るベッドにダイビングジャンプをします。えびすよしかずさんはその行為をかなり嫌がります)
 そんなようすは、もう中学生の修学旅行の夜状態です。(いまどきは、広い和室での雑魚寝(ざこね)で枕投げ大会はしないのかも。ホテルのツインルームに泊まるのだろうか。楽しくないだろうな)
 奥貫薫さんが旅猿に出るならポルトガルに行ってみたいそうです。魚がおいしい。先日BS放送でポルトガルの海辺の町を紹介する番組を見ました。干物がおいしいと宣伝されていました。

②ベッキーさんと流氷の上を歩く旅 流氷ウオーク
 以前この番組を見て、自分も北海道オホーツク海に浮かぶ流氷を見に行きたくなりました。プランは立てましたが仕事が入って断念しました。
 海に浮かぶ流氷の上を歩くというよりも、氷と氷の割れ目から、海に落ちてしまう三人さんです。
 人の失敗を見て笑いころげる。いじめのようで、よくないことですが、「笑い」の原点があると、お笑い芸人のふたりが話し合います。みんな仲良しで予定調和というシーンづくりを嫌うふたりです。人はどういうときに「笑う」のか。ときに毒もいるとわかっているふたりです。

 ふたりがベッキーさんを困らせて喜んでいるように見えますが、実は、ベッキーさんが笑いをとるために、そのようにふたりに仕掛けているという分析を東野幸治さんがします。それならいいのですが。
 ベッキーさんはマニュアルの車しか運転できないそうです。ゆえにスタッフが用意するレンタカーはマニュアル車なので、どうしてもベッキーさんが運転手役になるそうです。あとのふたりはマニュアル車の運転は苦手なので運転したくないそうです。わたしもできません。40年以上前に免許を取得した時、世の中では、マニュアル車しか出回っていませんでしたが、AT車に慣れてからは、もうマニュアル車の運転は無理です。エンストばかりでしょう。
 
③ダチョウ倶楽部 寺門ジモンさんとオオクワガタ狩りに行く
 寺門ジモンさんの世界が、独特で広い。
 帰りの車の中で、寺門ジモンさんの背中にオオクワガタのメスがつかまってくっついていたのはヒットでした。

④中南米カリブ海シリーズのジャマイカ
 これは、長かった。この場所の放送をいつまでやってるのだろうという感じの旅でした。
 『ヒガシノ』思い出しました。このころは、外国に行くと、岡村隆史さんが現地のこどもたちに『ヒガシノ』と覚え込ませて、合唱させるのです。不思議と現地のこどもたちの発音は明瞭で、なかなか楽しい合唱になるのです。でも、こどもたちは、『ヒガシノ』がなんなのかは理解していないのです。
 
 ふたりは、怖いところへもスタッフ同行の上で行っています。
 ダウンタウンの音楽イベントです。お金をたかられるパターンがありますが、じょうずに切り抜けています。マネー、マネー、マネーをちょうだいです。
 日暮れ時で、あたりも暗くなってきて、独特な強い緊張感が画面から伝わってきます。

⑤ずん飯尾さんの佐賀旅行
 これは、ぜいたくな大名旅行でした。旅猿らしくなかったのですが、奥貫薫さんはこれを見て佐賀県のファンになられたそうです。

⑥持田香織さんと冬の山形満喫の旅
 がっははーといつも豪快に笑っている持田香織さんです。
 雪上のバナナボートはけっこうなスピードです。

 奥貫薫さんから旅猿女子部の存在の話が出て、それを聞いた男二人が乗り気になります。旅猿女子部による旅を企画して番組にすれば大衆に受けるであろうというものです。
 奥貫薫さんと持田香織さんと満島ひかりさん、それにベッキーさんも入るのでしょう。番組中で提案のあったように、なにも決めずにどこそこの旅というテーマで、4人で行かれるとにぎやかで楽しいでしょう。

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