2021年08月07日

東野&岡村の旅猿 再び都内で納涼スポット巡りの旅

東野&岡村の旅猿 再び都内で納涼スポット巡りの旅 DVD 2020年放送分

 ちょうど今から1年ぐらい前の東京都内ロケです。
 2020東京オリンピックはコロナ禍のために延期されています。
 ゲストの徳井義実さんと岡村隆史さんは、不祥事のあとで、それとなく話題に触れてあります。
 吉本で一番ヒマな男という東野幸治さんの紹介で、徳井義実さんが登場します。
 いわゆる「不作為の人(ふさくいの人)」がいます。徳井義実さんは、税金を納めない人だった記憶です。
 長い人生を生きてきましたが、以前、人間の脳について考えたことあります。人それぞれ、何かひとつ、人間として大切な部分が欠けている脳をもっている。あるべきはずのプログラムされている部分が、脳内にない。自分はそれを「鈍感」と解釈しています。「鈍感」な部分があるからできることできないことがあります。脳がもつ個性でもあります。(個性:個々の脳がもつ性質)
 いろいろなパターンがあるのですが、「不作為の人(ふさくいの人)」の場合は、無理なくできる状況にあるのに、とにかく、やらない。お金と時間があってもやらない。自分の気が向くこと、やりたいこと、好きなことは、すぐに、とことんやれるけれど、自分の気持ちが向かないことは徹底的にやれない。
 もうどうやっても直らないのです。いますぐやれば15分程度で終わることでも、3か月たっても、半年たっても、1年経ってもやってくれません。何度も同じ内容で催促しても無駄です。
 だからといって、変な人ではありません。むしろ愛想のいい、好感を持たれる人であることが多い。
 周りにいる人間が考えて世話をするしかないのです。お金があっても払うという行為が脳内にない人ですから無理なのです。そんなことを考えながらDVDを観始めました。

 コロナで、本当は今、東京オリンピックで盛り上がっていたとか、番組「旅猿」は、いまごろは、海外ロケをするつもりだったのにだめになったとかの話が続きます。
 それから一年、コロナ禍は、終息するどころか、デルタ株の登場で、爆発的に感染者が増えています。ワクチン接種は、遅れていて、先進国の中で日本は取り残されているような状況があります。
 オリンピックは無理やりのように開催されています。そんな毎日を送る中でこのDVDを観ました。

 東野幸治さんは、失敗した人の再起を願う人です。人間だれしも失敗はあります。東野幸治さんは、失意の人にチャンスを提供する人です。ご自身も似たような体験があるのでしょう。だれかに救われた体験があるのでしょう。ふつう、人は、自分が人にしてもらったとおりにほかの人と接します。子育てでは、自分が育てられたように、自分の子どもを育てます。

 徳井義実さんから、久しぶりに芸人とからんでわかったこととして、芸人(東野&岡村)は声が大きいという声がありました。
 
 三人でおいしい冷やし中華を食べます。お笑いコンビチュートリアルでの徳井義実さんの相方福田充徳(ふくだ・みつのり)さんに関する内輪話がおもしろい。(福田充徳さんは、ストレスで後ろ髪を自分の指で引き抜く癖があって、その部分がハゲになっている)

 怪談話がふたつあります。一人目の「あみさん」の話はかなり受けていましたが、自分にとっては、怖いというよりも気持ちが悪い話でした。
 二人目の「シークエンスはやともさん」の霊感コメントで、岡村隆史さんは、広く浅く女性にうらまれている。徳井義実さんのまわりは、(支えてくれる人がだれもおらず)さら地になっているというコメントに笑いました。

 かき氷のお店に行ったあと、銃で撃ち合うサバイバルゲームでした。なんどやっても、岡村隆史さんがすぐに徳井義実さんに空気銃で撃たれてしまいます。そのことが伏線になって、次の屋形船で、あれこれもめます。

 船の上からながめる東京湾レインボーブリッジ近くの海上風景です。橋と海と都市建築物が一度に見ることができる光景が美しい。「関西から出てきて、こんなコンクリートジャングルで仕事をしている」とだれかが言いました。
 
 屋形船での夕食時では、うっとおしいところがある岡村隆史さんです。「チコちゃんに叱られる」の印象で、好人物に見られている感じがする岡村隆史さんですが、これまでの旅猿シリーズを見てきて、けっこうむずかしいところがある人だと感じています。ことに潔癖症で神経質です。一般的に、人を見るとき、外見の印象にとらわれすぎるので、世の中は、誤解と錯覚で成立しています。
 徳井義実さんのどうでもいい小さな言い間違いに突っ込むねちっこい岡村隆史さんです。徳井義実さんは、サバイバルゲームでわざと岡村隆史さんに負けたほうがよかったのかも。徳井義実さんは、岡村隆史さんにかなり責め立てられます。

 生活臭のない人たちです。夫婦間で気を使って生活するとか、子育てに悩みながら親子げんかをするとか、職場の人間関係のことで頭の中がくちゃくちゃになるとか、そういう世界とは別の世界で仕事をしている人たちだという印象をもちました。

 徳井義実さんは、出ないほうがよかったんじゃないかという感想をもちました。東野幸治さんの言葉です。「最低の番組だ」

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