2021年08月04日

パンどろぼう 柴田ケイコ

パンどろぼう 柴田ケイコ 角川書店

 食パンのお顔が不気味です。
 でも、読み終わったあとで、今年読んで良かった一冊だと思った次第です。
 こどもさん向けの絵本です。
 
 パンどろぼうですから、パン屋さんからパンを盗むのです。
 食パンが食パンを盗むのが不思議です。あるのにどうして盗むのか。あとで理由がわかりました。

 盗むぐらいなら、自分でパンをつくればいいのに。

 たくさんのパンの絵を見ていたら「アンパンマン」のジャムおじさんを思い出しました。

 そうか「かくれみのじゅつ」か。カメレオン方式です。保護色です。

 タッタカタッターと、どろぼう食パンが走って行きます。
 
 ページをめくって笑いました。理由はここには書きません。

 ばか正直なパンどろぼうさんです。

 なるほど。

 やさしい。そして、おいしいお話でした。

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