2021年07月12日

出川哲朗の充電バイクの旅 北海道富良野から小樽

出川哲朗の充電バイクの旅 北海道富良野から小樽 2017年放送分の再構成

 2017年の時はまだ現役で働いていたので、この映像の一部分をとびとびにテレビ画面で見たことがあるのですが、ちゃんと見たのは今回が初めてです。たいへんいい内容でした。
 ときおり、ドラマチックで感動しました。
 アンジャッシュの相方さんの不祥事がその後あり、今観ると、児嶋一哉さんの健闘が光っていてしみじみくるものがあります。

 67年間続けた薬局を閉める日に、出川哲朗さんが偶然出会った薬局経営者の高齢男性のようすには胸が熱くなりました。昔は義務教育が終わると丁稚奉公(でっちぼうこう)に出て、店の人たちと疑似家族のような暮しを送って、読み書き計算、礼儀作法を学んで働き続けました。
 自分がまだこどもだったころ、今は亡き明治生まれの母方祖父も奉公に出て働いて苦労したと教えてくれました。
 映像には心があって、気持ちがあたたかくなりました。
 その後、その薬局経営者の方の弟さんと出川哲朗さんが、別の回の別の地方での放送番組内で、偶然出会ったシーンをたまたま観ていて驚きました。さらに、その場所に過去に自分も立っていたことがあったのでびっくりが重なりました。昔は長野県、現在は岐阜県に所属する「馬籠宿(まごめしゅく)」にある島崎藤村の実家である島崎藤村記念館前でした。

 ロケの舞台は北海道です。
 番組を見ていて「石狩鍋」を現地で食べたくなりました。
 小樽にもいつか行ってみたい。
 昔、炭鉱の町だった地名がいくつか出てきます。そういう時代がありました。北海道の炭鉱、九州の炭鉱、常磐炭田(じょうばんたんでん。福島県、茨城県)、日本のあちこちに炭鉱町がありましたが、半世紀ぐらい前に石油資源への転換により、次々と閉山していきました。それに関連して商業等も衰退して、町の人口は減少しました。時代は流れて、いまは、ガソリン車から電気自動車への流れができています。エネルギー政策というのは半世紀ごとに大きな変化があるようです。
 
 ゲストの井森美幸さんがおもしろかった。彼女は、雨女です。たしか、別の回のときも雨でした。
 井森美幸さんを女性扱いしないのですが、差別というわけでもない井森さんのキャラクターです。お風呂でのシーンがおもしろかった。「恋に臆病だから結婚できない」そうです。まあ冗談なのでしょう。周囲を楽しくさせるための言葉遊びです。

 出川哲朗さんといっしょに写真をとってもらって「人生で一番、最高」という言葉が何度も出た小学二年生ぐらいの女の子がよかった。芸能人には人を励ます力があります。

 「ハスカップ」というのは、ブルーベリーみたい。

 北海道は、道路がしっかり整備されています。
 さきごろ集団登校班の交通事故が起きた千葉県内の道路と比較して見てしまい、千葉県の道路整備事業について残念な思いがしました。交通事故が起きたのは、白線も、ガードレールも、標識も、速度制限表示もない、農道のような通学路でした。そこだけでなく、千葉県内全体が、幹線道路をはずれると、そのような状態なのだろうと思えました。人の歩行よりも車の速度優先の道路です。
 
 海岸そばの砂浜での地元の人たちの撮影シーンが楽しかった。
 海の波の風景は人の気持ちをおだやかにさせてくれます。

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