2021年06月24日
おとなの事情スマホをのぞいたら 邦画DVD
おとなの事情スマホをのぞいたら 邦画DVD 2021年公開
コメディだと聞いて楽しみにして観ました。
結果としては、雰囲気が暗かった。ブラックユーモアです。
登場するのは、三組の夫婦と一人の独身男性で、合計七人です。
六甲絵里:鈴木保奈美 精神科医 娘がひとり
六甲隆:益岡徹 美容外科医
園山薫:常盤貴子 パート主婦 こども三人
園山零士:田口浩正 弁護士補佐事務職
向井杏:木南晴夏(きなみ・はるか) 獣医
向井幸治:渕上泰史 カフェレストラン雇われ店長
小山三平:東山紀之
テーブルを囲んでの食事風景です。
ひとりの提案で、各自のスマホをテーブルの上に置くことになります。
スマホに着信があったら周囲に公開でスマホに出ます。
なにもいやしいことはない。隠し事はないということを全員の前で証明するのです。
<登場人物たちがスマホを鞄から出したときにふと思い出したことがあります。複数の携帯電話を持っている人は浮気をしていると聞いたことがあります。だから、人には見られたくないスマホは隠して、だれに見られてもいいきれいなスマホを出すという手段もあると。(このことは映画では出てきませんでした)>
①転職とトランスジェンダーの話(生まれた時からの性の不一致)
ウソにのっかるという話の展開ですが、これからどうなるのだろうか。
コントか漫才のようです。おもしろい。
この日に、たまたま読み終えた本が「兄の名は、ジェシカ」というトランスジェンダーの本だったので、本の内容とこの映画の内容が重なりました。
ややこしい。
映画を観ていて、ふと、この話は、なにがおもしろいのだろうと思う瞬間がありました。
性の不一致を隠さずに公開すると、この話は成り立たなくなります。
この映画もタバコシーンがあるのか…… ふーっ。(ストーリーの流れとしてどうしても喫煙シーンを設定しなければならないようになっています。なにか、映画製作にあたって、補助金とか助成金をもらうときに、たばこ税収入を確保するために必ず喫煙シーンを入れなさいというような条件でもあるのだろうか。それぐらい疑うように、ほとんどの日本映画には喫煙シーンが入れてあります。禁煙健康社会が浸透している今、異常な感じがします)
②なにかを、はいてる、はいてないの話が出ます。
③妊娠話
暗い話が続きます。ブラックユーモアです。(道徳やタブー(してはならない決まりごと)にふれる。陰気、陰湿)
④奥さんが、ムカつきます。
舞台劇のようです。
⑤ご懐妊と不妊治療の話
こんがらがっています。だからといって「もう帰るわ」という話にはならない。
⑥メールで興信所から報告が届きます。
どんどん暗くなります。どう結末をもっていくのだろう。最後は明るくまとめるのが物語の定番です。
『世界中、勝ち負けばかり…… もう、やめよう』
⑦役者さんの演技力に助けられている脚本です。
どうしたらいいのか(笑うしかない)
ここで、タバコシーンがどうしても必要だったわけね。暴力事件発生です。
細かい話です。
後半は理屈っぽい。
大型台風に被災して、三日間閉じ込められて、助け合ったメンバーなのか。あとひとりはだれ?(ここには書きません)
そういうおさまり方をするのか。
先日別の映画を観たときの感想ですが、この映画にも共通します。
不条理なこと(あるべき姿に反していること)、理不尽なこと(避けることが無理な圧力に屈すること)、不合理なこと(理屈にあわないこと)に折り合いをつけて生きていくのがおとなの世界です。
おとなの事情は、おとなの世界でもあります。
「思い出」で支え合う。
コンビーフが強調されています。
類似の映画として「キサラギ」とか「十二人の怒れる男」「12人の優しい日本人」のパターンでした。
コメディだと聞いて楽しみにして観ました。
結果としては、雰囲気が暗かった。ブラックユーモアです。
登場するのは、三組の夫婦と一人の独身男性で、合計七人です。
六甲絵里:鈴木保奈美 精神科医 娘がひとり
六甲隆:益岡徹 美容外科医
園山薫:常盤貴子 パート主婦 こども三人
園山零士:田口浩正 弁護士補佐事務職
向井杏:木南晴夏(きなみ・はるか) 獣医
向井幸治:渕上泰史 カフェレストラン雇われ店長
小山三平:東山紀之
テーブルを囲んでの食事風景です。
ひとりの提案で、各自のスマホをテーブルの上に置くことになります。
スマホに着信があったら周囲に公開でスマホに出ます。
なにもいやしいことはない。隠し事はないということを全員の前で証明するのです。
<登場人物たちがスマホを鞄から出したときにふと思い出したことがあります。複数の携帯電話を持っている人は浮気をしていると聞いたことがあります。だから、人には見られたくないスマホは隠して、だれに見られてもいいきれいなスマホを出すという手段もあると。(このことは映画では出てきませんでした)>
①転職とトランスジェンダーの話(生まれた時からの性の不一致)
ウソにのっかるという話の展開ですが、これからどうなるのだろうか。
コントか漫才のようです。おもしろい。
この日に、たまたま読み終えた本が「兄の名は、ジェシカ」というトランスジェンダーの本だったので、本の内容とこの映画の内容が重なりました。
ややこしい。
映画を観ていて、ふと、この話は、なにがおもしろいのだろうと思う瞬間がありました。
性の不一致を隠さずに公開すると、この話は成り立たなくなります。
この映画もタバコシーンがあるのか…… ふーっ。(ストーリーの流れとしてどうしても喫煙シーンを設定しなければならないようになっています。なにか、映画製作にあたって、補助金とか助成金をもらうときに、たばこ税収入を確保するために必ず喫煙シーンを入れなさいというような条件でもあるのだろうか。それぐらい疑うように、ほとんどの日本映画には喫煙シーンが入れてあります。禁煙健康社会が浸透している今、異常な感じがします)
②なにかを、はいてる、はいてないの話が出ます。
③妊娠話
暗い話が続きます。ブラックユーモアです。(道徳やタブー(してはならない決まりごと)にふれる。陰気、陰湿)
④奥さんが、ムカつきます。
舞台劇のようです。
⑤ご懐妊と不妊治療の話
こんがらがっています。だからといって「もう帰るわ」という話にはならない。
⑥メールで興信所から報告が届きます。
どんどん暗くなります。どう結末をもっていくのだろう。最後は明るくまとめるのが物語の定番です。
『世界中、勝ち負けばかり…… もう、やめよう』
⑦役者さんの演技力に助けられている脚本です。
どうしたらいいのか(笑うしかない)
ここで、タバコシーンがどうしても必要だったわけね。暴力事件発生です。
細かい話です。
後半は理屈っぽい。
大型台風に被災して、三日間閉じ込められて、助け合ったメンバーなのか。あとひとりはだれ?(ここには書きません)
そういうおさまり方をするのか。
先日別の映画を観たときの感想ですが、この映画にも共通します。
不条理なこと(あるべき姿に反していること)、理不尽なこと(避けることが無理な圧力に屈すること)、不合理なこと(理屈にあわないこと)に折り合いをつけて生きていくのがおとなの世界です。
おとなの事情は、おとなの世界でもあります。
「思い出」で支え合う。
コンビーフが強調されています。
類似の映画として「キサラギ」とか「十二人の怒れる男」「12人の優しい日本人」のパターンでした。
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