2021年04月16日

もしもぼくのせいがのびたら にしまきかやこ

もしもぼくのせいがのびたら にしまきかやこ こぐま社

 リサイクルショップでこの本を見ておもしろかったので、孫たちに読んで反応を見てみようと思い立ち購入しました。

 こどもですからいつかは背が伸びるわけですが、この本の場合は、新一年生ぐらいに見える「たろうくん」が巨大化します。

 たろうくんが、二階建ての家の階段を二段ずつのぼる絵がいい。ご両親に、最近背が伸びたんじゃないのと言われて、喜んで、いい気分になって、気持ちも背伸びをしています。

 こどもは将来への伸びしろがあっていい。
 おじいちゃんおばあちゃんの将来は、お墓や納骨堂に近づいていくだけです。

 たろうくんは、背が伸びて、家の中でおかあさんがこどもの手の届かない高い棚に隠しておいたチョコレートを見つけだして取って食べるのです。

 たろうくんは、その後、がんがん背が伸びて怪獣みたいに大きくなっていきます。
 いゃー 大きいなあ。
 すごい。豪快で気持ちがいい。
 いい絵本でした。

(追記 ちびっこたちに読んだときのこどもの反応です)
 ふつうにおもしろがってはくれたのですが、期待したほどの破裂するようなリアクション(反応)はありませんでした。おとながおもしろいと感じる絵本とこどもがとってもおもしろいと感じる絵本とには、若干感覚の差があるようです。

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