2021年04月08日

ぼくのくれよん 長新太

ぼくのくれよん 長新太(ちょう・しんた) 講談社

 大きなくれよんが出てきます。
 ネコぐらいの大きさのくれよんです。おもしろい。
 「だいだいいろ」というくれよんの表示は、昭和時代を思い出させてくれます。
 絵本は1993年の発行ですから、平成5年です。
 でっかいくれよんです。
 おや、左のほうからゾウのお鼻が見えてきました。
 たまたま先日、「東野・岡村の旅猿」で、バリ島にいるゾウたちのDVD映像を観ました。
 絵のタッチ(筆致)が力強い。
 そうか、ゾウが使うくれよんだから、くれよんが、でっかいのか。今年読んで良かった一冊になりそうです。
 ゾウは鼻先でくれよんをつかんで色を塗ります。
 すごい。お絵描きが、じょうずです。
 うゎー ゾウが地球をせおっているようです。
 地球だと思ったら青い池でした。
 池で泳ぐ小さな緑色をしたかえるさんがいます。
 でも、池ではありませんでした。
 ページをめくります。こんどは赤色です。勢いがあります。
 火事だー すごい発想です。突き抜けています。
 こんどは黄色です。なにがでるのかなー
 バナナでした。
 ユーモアに満ちています。
 そうか、最後はきっちりオチが決まりました。
 ゾウは、くれよんで絵を描くことが大好きなのです。
 (この数日後、動物園でゾウを見学しました)

この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t143156
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい