2021年04月01日

(再鑑賞)ライフ・イズ・ビューティフル イタリア映画DVD

(再鑑賞)ライフ・イズ・ビューティフル イタリア映画DVD 1999年日本公開

 第二次世界大戦中のイタリアで、ユダヤ人の父親が、自分の命をかけて5歳の息子の命を守ったという心が熱くなる映画です。再鑑賞ですが、今年観て良かった一本です。

 ゲッドダウン(どいてくれ) バーイ(さよなら) ルックダウン(どいてくれ) ロブスター(伊勢海老)
 カムヒァー(ウェイターくん!) ゴートゥースリープ ゴートゥースリープ(眠れ 眠れ)
 ユー ウェイクアップ(起きろ) ジャスト ライク マイン(ぼくのと同じ車だ) ジ アンサー イズ ダーク(答えは、暗闇) マイターン(次はぼくの番です) ビーコーズ アイハフトゥゴー(用事を思い出しました。行かなきゃ) ブロークン(壊れた) ホワット ディド ヒー セイ?(彼はなんと言ったの?) アーユーオールライト?(だいじょうぶか) プリーズ テイキング アウェイ(連れてって)
 
 ヒヤヒヤするシーンがあります。夫のグイドは妻のドーラに優しい。ドーラもいい人です。洋画「雨に唄えば」のシーンを思い出します。ああ、映画だなぁ。生バンドの演奏もいい。

 49分が経過して、ふたりの愛息ジョズエ5歳が登場しました。映画は軽快です。楽しそうな三人家族です。そこに『ユダヤ人と犬はお断り』の張り紙が店先にあります。
 
 ユーミート ア トゥモロー(あなたはあしたおばあちゃんに会えるわよ)
 アイ ウィル カム ウィズ ユー パパ(パパといっしょに行く)
 こどもが中に入った戸棚の箱が歩いてきます。

 戦争って何だろう。国家と国家の戦いですが、それぞれの国に住む庶民にとっては命を失うかもしれない出来事です。むろん相手の命を奪う出来事でもあります。

 こどもを怖がらせたくない。だから、戦争をゲームだと偽る父親です。

 ユダヤ人の扱いは人間扱いではなくモノとか動物扱いです。
 妻のグイドはユダヤ人ではないのに夫とこどものいるユダヤ人収容所に自分も入れてくれと手をあげて収容されます。
 ストップザトレイン(列車を停めてください。わたしも収容所行の列車に乗せてください)

 ザ ホール スィング イズ ザ ゲーム(すべてはゲームなんだよ)

 収容所での父親による通訳シーンは、名シーンだと思います。

 息子は風呂ギライです。それが、伏線になっていきます。収容所でのシャワーは、殺人のための毒ガスシャワーです。
 
 アイ ゴット ユー(見つけたよ)

 エニィバディ ヒアー?(お留守ですか?)
 ドイツの軍医のお顔は日本人みたいでした。
 父親役の俳優さんは、笑いに命を賭けています。この映画は、ベースにお笑いがあります。
 どんと暗くして、ガンと明るくする。

 イッツ トゥルー(本当だ)
 ハーイ ボーイ ユー アローン(少年よ、ひとりか。充電バイク旅の出川哲朗さんの呼びかけのようです)
 カモーン ヒァウィゴー(おいで。乗せてあげるよ。さあ行こう)

 ディスイズマイストーリー(これがわたし自身の物語だ)
 ウィー ウォン イッツ トゥルー(わたしたちは(ゲームに)勝った。これは本当のことだ)


(2011年1月のときの感想)
ライフ・イズ・ビューティフル DVD
 妻ドーラがいて、夫グイドがいて、息子ジョズエ5歳がいて、人生は素晴らしいという映画です。  見終わってから、俳優さんたちのインタビュー特典を見て、また最初からもう一度見て、半日が終わりました。イタリア系ユダヤ人収容所での出来事です。
 わたしは、ユダヤ人が何なのか、なぜ差別されるのかはわかりません。明るいイタリア語の響きがあって、息子を守るための嘘で固めた父子関係があって、最初から最後までぴんと張っているのは、グイドはドーラが大好きだ!という恋愛です。グイドはドーラのために息子ジョズエを守ったのです。彼は男の中の男です。
 妻グイド役の女優さんがインタビューで、イタリアではこの映画をたくさんのこどもたちが見て内容を理解したと発言していたことが印象的でした。

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