2021年03月13日

大統領の料理人 フランス映画DVD

大統領の料理人 フランス映画DVD 2013年日本公開

 出だしは南極の風景です。
 2009年公開の邦画「南極料理人」を思い出しました。

 可もなく不可もなく普通のドラマ映画でした。
 うまくいかないトラブルめいたものは、物語ですので、つくったものでしよう。
 
 フランスの風景を楽しめました。
 また、現地なのかどうかわかりませんが、南極の風景も良かった。緑の草原のようなものが広がる風景で、そういえば南極は北極のように氷原ではなく、大陸だったと思い出させてくれました。

 ミッテランフランス大統領の大統領専属のシェフだった女性のお話です。二年間の出来事です。その後、南極観測隊の料理人の仕事に転職されています。実話に基づく伝記映画だそうです。
 システムとして、おおぜいのお客さまに料理をお出しする「主厨房(しゅちゅうぼう)」なるものがあって、いちどに3000食ぐらいを用意するのです。主人公の女性オルタンス・ラボリはそちらの担当ではなく、大統領とその親族関係者などに少ない食数をつくる料理人で主厨房とは別チームです。類似業種の職場で、ふたつの組織があるとそれなりに対立します。
 場違いなところに配置された女性料理人の熱闘があります。大統領においしいものを食べてもらおうと一生懸命です。大統領からの要望として、シンプルな料理をつくってほしい。素材の味を感じることができる料理を食べたい。自分の祖母がつくってくれたような料理がいい。
 おいしそうで、見た目も美しい料理が並びます。

 良かったセリフなどとして、
「わたしは、大統領が食べる料理をつくるためにここに来た(パリにある大統領官邸であるエリゼ宮殿にて)」
 分量は正確にという雰囲気の中で「料理人は会計士ではなく芸術家よ」「(大統領の健康維持のための制限をいろいろと並べられて)栄養士なんかくそっくらえよ!」
 (いい素材を手に入れるための経費がかさばっていることを指摘されて)「無駄遣いはしていません」

 サントノレ:フランス菓子。特別なときに出す。シュークリーム
 
 味見のようすは、芸能人格付けチェックで連勝を重ねているGACKTさんのようなシーンでした。

 逆境は、香辛料だというたとえ話がありました。

 曲「ほたるの光」は世界的なお別れの歌で、再会を待つ歌であることがわかりました。
 
 仕事というものは地味で目立たないもの。

 トリュフ:キノコ 香りを楽しむ

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