2021年02月15日
キャベツくん 長新太
キャベツくん 長新太(ちょう・しんた) 文研出版
1980年(昭和55年)の発行ですからもう40年ぐらい前にできた絵本です。
作者の方はすでに2005年に77歳で亡くなっています。
とはいえ、何年たっても、見て、読んで、楽しい絵本です。とてもおもしろい。
おもしろかったところとして、
『ブタヤマさんは「フー」といいました。キャベツ、おまえをたべる! (キャベツくんが)ぼくをたべると、キャベツになるよ!』
キャベツくんは強気です。
ネガティブ(消極的、気弱、暗い、後ろ向き)では、ブタヤマさんに食べられてしまうキャベツの立場です。人間と同じで、気弱になったら生きづらい。<話を転じて、いじめに負けないためには、まず自分が闘志をもって、いじめっこに、はむかうことが解決の基本です>
胸に生きる勇気が湧いてくる絵本です。
緑色が主体の絵は地味ですが、味わいがあります。
ブタヤマさんがびっくりしたときの「ブキャ!」がおもしろい。
キャベツになったライオンの顔はスイカみたい。
ゾウのお鼻がキャベツだゾウ。わっはっは。
ページを、めくってもめくっても、キャベツの攻撃シーンが続きます。笑えます。たぶんちびっこも。
最後はよくわからないけれど、心優しいキャベツくんでした。
絵を見てうまいとは思えないのに楽しくなります。
絵が愉快です。心がうきうきします。
こどもさんが描くような絵筆のタッチです。
マンガっぽさと絵画が合体したような絵です。ページをめくると、空に浮かんでいるキャベツになってしまった動物の絵があって、そこを見ると「ぼよーん」と言いたくなります。
ブタヤマさんの頭から緑色の帽子が飛んでいる瞬間の絵が楽しい。
1980年(昭和55年)の発行ですからもう40年ぐらい前にできた絵本です。
作者の方はすでに2005年に77歳で亡くなっています。
とはいえ、何年たっても、見て、読んで、楽しい絵本です。とてもおもしろい。
おもしろかったところとして、
『ブタヤマさんは「フー」といいました。キャベツ、おまえをたべる! (キャベツくんが)ぼくをたべると、キャベツになるよ!』
キャベツくんは強気です。
ネガティブ(消極的、気弱、暗い、後ろ向き)では、ブタヤマさんに食べられてしまうキャベツの立場です。人間と同じで、気弱になったら生きづらい。<話を転じて、いじめに負けないためには、まず自分が闘志をもって、いじめっこに、はむかうことが解決の基本です>
胸に生きる勇気が湧いてくる絵本です。
緑色が主体の絵は地味ですが、味わいがあります。
ブタヤマさんがびっくりしたときの「ブキャ!」がおもしろい。
キャベツになったライオンの顔はスイカみたい。
ゾウのお鼻がキャベツだゾウ。わっはっは。
ページを、めくってもめくっても、キャベツの攻撃シーンが続きます。笑えます。たぶんちびっこも。
最後はよくわからないけれど、心優しいキャベツくんでした。
絵を見てうまいとは思えないのに楽しくなります。
絵が愉快です。心がうきうきします。
こどもさんが描くような絵筆のタッチです。
マンガっぽさと絵画が合体したような絵です。ページをめくると、空に浮かんでいるキャベツになってしまった動物の絵があって、そこを見ると「ぼよーん」と言いたくなります。
ブタヤマさんの頭から緑色の帽子が飛んでいる瞬間の絵が楽しい。
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