2021年01月13日

相棒 映画 鑑識・米沢守の事件簿 DVD

相棒 映画 鑑識・米沢守の事件簿 DVD 2009年公開

 なつかしい。亀山薫刑事(寺脇康文)さんの笑顔を見ました。

 内容は、雰囲気が暗かった。
 自殺にみせかけた若い女性の殺人事件です。
 不思議な設定でした。殺人事件で亡くなった被害者女性が米沢さんの離婚した奥さんに似ているけれど別人で、さらに、被害者女性は、別の警察職員の奥さんでした。

 2009年なので、データの保存場所がCD-ROMです。当時は先端の記憶媒体だったのでしょう。そういえば、その昔、フロッピーディスクが多用されていた時期もありました。いまはもうフロッピーディスクは見かけなくなりました。

 殺人犯行の種明かしは、明瞭でわかりやすかった。
 お金がらみの殺人です。お金は怖い。お金のために人殺しまでする人間は怖い。あと先のことを考えずに人殺しをしてしまうのは、自分で自分の感情のコントロールをうまくできないからなのでしょう。
 ドラマの内容は、予算を使い切るという役所のやり方を痛烈に批判するものでした。横領した事務員の所属課長が確認していたのは、(偽造した)領収書だけだったという事務員の証言が強烈でした。(課長は、根拠のない信用と手間の省略目的で、納入した品物を自分または複数の事務員の目視で確認していませんでした。だから、ヒラ職員の横領が可能だったということです)
 人を見て判断するときに、性善説よりも性悪説が優位という分析結果と受け止めました。

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