2020年10月05日
トーキョー・クロスロード 濱野京子
トーキョー・クロスロード 濱野京子 ポプラ文庫
読み始めて、東京に住む高校二年生の女生徒たちの物語のようです。
シオリン:森下栞 このストーリーの主人公。学級委員。自宅は、豊島区目白が居住地。8月6日生まれ。両親と小学生の弟あり。16歳。
シオリンの母親は由岐(ゆき)という名前で、39歳。ショートヘアーでスリム、若々しい。学生時代の友人の本木さんのお店でアルバイトをしている。本屋さん兼雑貨屋さんです。好きな歌が、「フィーリング」で、読んでいるとなにやら「不倫」のにおいがします。
亜子たん:坂上亜子 切れ長の目。鼻筋がとおった大人顔。黒髪のショートヘア。大人顔なのに表情が幼いらしい。
河田貴子:かわだたかこ。同学年だが、休学歴があり年長。シオリンたちより2歳上の18歳。実は既婚で夫と子ありの女子高生。旧姓若松貴子
青山麟太郎:クラスメイト。留年生。18歳。2歳上。河田貴子と知り合い。特徴のない顔
東留美:ひがしるみ
月島耕也(どういうわけか星川ミノルともいう):シオリンの中学三年生6月に転校してきた同級生。高校はシオリンとは別のところへいった。手足が長い。ひょろっとしている。首も長い。シオリンは月島耕也が好き。8月6日生まれ。
中井三波:シオリンの仲間。理系、小柄、色白、くせ毛、ハスキーな声
坂上亜子:シオリンの仲間。中井三波とシオリンと三人で動く。三人とも高校一年生のクラスメイト。ショートカット。かわいい顔
赤羽芳樹:クラス委員。精悍(せいかん。力強く引き締まった顔つき)、さわやか系
ジャズバンドメンバー:SYOKO、長崎貴志、本郷知秋、青山麟太郎
ケータイはあるけれどスマホはない時期の時代設定です。2008年のちょっと前ぐらい。
品川駅の西にある五反田駅あたりから始まりました。
スピード感がある文章です。
目黒川:桜の名所と聞きます。
広島原爆投下がからむみたいです。「桜隊原爆殉難碑(さくらたいげんばくじゅんなんひ)」移動演劇隊が広島で被爆した。劇団員丸山定夫はじめ九名が被ばくして全員死亡した。
バクレる:知っているのに知らないふりをする。しらばっくれる。
中学三年生のころの思い出が始まります。
埼玉県吉見百穴:古墳時代後期の横穴古墳。ヒカリゴケあり。
丸木美術館:「原爆の図」が常設展示
評判が良かったので読み始めた本ですが、どうも女子高生が読む本のようです。おじいさんは場違いです。
まあ、いいか。
「一期一会(いちごいちえ)」という言葉が強調されます。
戯れ(たわむれ):ふざける。シオリンと月島耕也は中三でキスしました。されど、卒業でいったんわかれて、音信不通になって、高校一年生で偶然再会したようですが、最初は、シオリンは知らんかをわざとしました。女心は複雑です。
舞台は、ハングル文字の看板が多い新大久保に移りました。
でもいったんここで休止して、別の話に移るようです。
アニメの台本のようなものだろうか。
女子の微妙な心の動きが語られます。
山手線の駅とその周辺を散策します。「街角探検隊」とあります。
鉄道の物語のようです。
散策は、ひとりで歩いたほうが気楽でいい。
この物語の目標地点はどこにあるのだろう。
(全体を読み終えました)
時代設定として、かなり以前のような。イラクへの自衛隊派遣の適否とか、ヨンさまとか。
ラスト付近に学校教室での結婚式があります。場が冷える発言で恐縮ですが、いくら文化祭の延長とはいえ、部外者を含めての教室での結婚式は、学校の施設管理者(たぶん校長とか教育委員会とか)が許可しないと思います。
原子爆弾の話が話題として発展するのかと思いましたがなにも起こりませんでした。
高校生の結婚出産で思ったことは、海外であれば、それがふつうのことであったり、昔の日本であれば、小学校の義務教育終了後、歳若くして結婚してこどもを7人、8人と産み育てたりということがありました。常識というものは、時代と場所で変わりますが、どの時代でも標準的でない人を責めることはむずかしい。
会話はあるけれど動きの記述は少ない文脈です。
女子向けのせいか、三角関係とか、ハンサムとかの、人の外見の記事が多い。「人は理性で恋などしない」とあります。
シオリンにはパパ(父親)がいますが、存在感はありません。
男女間の友情が成立するかという話があります。
男も女も歳をとると、みんな枯れ果てて友だちになれるということはあります。
女子が考える男子の気持ちでした。
少なくとも月島耕也はいい人間ではありません。距離をおいたほうがいい。
母語:ぼごは、生後数年間で身につけた言語のこと。母国語は有する国籍の言語
授業をふける:さぼって行方がわからなくなる。
サテンドール:ジャズの曲
メタファー:暗喩、隠喩(いんゆ)
メルトーメ:アメリカのジャズ歌手
読み始めて、東京に住む高校二年生の女生徒たちの物語のようです。
シオリン:森下栞 このストーリーの主人公。学級委員。自宅は、豊島区目白が居住地。8月6日生まれ。両親と小学生の弟あり。16歳。
シオリンの母親は由岐(ゆき)という名前で、39歳。ショートヘアーでスリム、若々しい。学生時代の友人の本木さんのお店でアルバイトをしている。本屋さん兼雑貨屋さんです。好きな歌が、「フィーリング」で、読んでいるとなにやら「不倫」のにおいがします。
亜子たん:坂上亜子 切れ長の目。鼻筋がとおった大人顔。黒髪のショートヘア。大人顔なのに表情が幼いらしい。
河田貴子:かわだたかこ。同学年だが、休学歴があり年長。シオリンたちより2歳上の18歳。実は既婚で夫と子ありの女子高生。旧姓若松貴子
青山麟太郎:クラスメイト。留年生。18歳。2歳上。河田貴子と知り合い。特徴のない顔
東留美:ひがしるみ
月島耕也(どういうわけか星川ミノルともいう):シオリンの中学三年生6月に転校してきた同級生。高校はシオリンとは別のところへいった。手足が長い。ひょろっとしている。首も長い。シオリンは月島耕也が好き。8月6日生まれ。
中井三波:シオリンの仲間。理系、小柄、色白、くせ毛、ハスキーな声
坂上亜子:シオリンの仲間。中井三波とシオリンと三人で動く。三人とも高校一年生のクラスメイト。ショートカット。かわいい顔
赤羽芳樹:クラス委員。精悍(せいかん。力強く引き締まった顔つき)、さわやか系
ジャズバンドメンバー:SYOKO、長崎貴志、本郷知秋、青山麟太郎
ケータイはあるけれどスマホはない時期の時代設定です。2008年のちょっと前ぐらい。
品川駅の西にある五反田駅あたりから始まりました。
スピード感がある文章です。
目黒川:桜の名所と聞きます。
広島原爆投下がからむみたいです。「桜隊原爆殉難碑(さくらたいげんばくじゅんなんひ)」移動演劇隊が広島で被爆した。劇団員丸山定夫はじめ九名が被ばくして全員死亡した。
バクレる:知っているのに知らないふりをする。しらばっくれる。
中学三年生のころの思い出が始まります。
埼玉県吉見百穴:古墳時代後期の横穴古墳。ヒカリゴケあり。
丸木美術館:「原爆の図」が常設展示
評判が良かったので読み始めた本ですが、どうも女子高生が読む本のようです。おじいさんは場違いです。
まあ、いいか。
「一期一会(いちごいちえ)」という言葉が強調されます。
戯れ(たわむれ):ふざける。シオリンと月島耕也は中三でキスしました。されど、卒業でいったんわかれて、音信不通になって、高校一年生で偶然再会したようですが、最初は、シオリンは知らんかをわざとしました。女心は複雑です。
舞台は、ハングル文字の看板が多い新大久保に移りました。
でもいったんここで休止して、別の話に移るようです。
アニメの台本のようなものだろうか。
女子の微妙な心の動きが語られます。
山手線の駅とその周辺を散策します。「街角探検隊」とあります。
鉄道の物語のようです。
散策は、ひとりで歩いたほうが気楽でいい。
この物語の目標地点はどこにあるのだろう。
(全体を読み終えました)
時代設定として、かなり以前のような。イラクへの自衛隊派遣の適否とか、ヨンさまとか。
ラスト付近に学校教室での結婚式があります。場が冷える発言で恐縮ですが、いくら文化祭の延長とはいえ、部外者を含めての教室での結婚式は、学校の施設管理者(たぶん校長とか教育委員会とか)が許可しないと思います。
原子爆弾の話が話題として発展するのかと思いましたがなにも起こりませんでした。
高校生の結婚出産で思ったことは、海外であれば、それがふつうのことであったり、昔の日本であれば、小学校の義務教育終了後、歳若くして結婚してこどもを7人、8人と産み育てたりということがありました。常識というものは、時代と場所で変わりますが、どの時代でも標準的でない人を責めることはむずかしい。
会話はあるけれど動きの記述は少ない文脈です。
女子向けのせいか、三角関係とか、ハンサムとかの、人の外見の記事が多い。「人は理性で恋などしない」とあります。
シオリンにはパパ(父親)がいますが、存在感はありません。
男女間の友情が成立するかという話があります。
男も女も歳をとると、みんな枯れ果てて友だちになれるということはあります。
女子が考える男子の気持ちでした。
少なくとも月島耕也はいい人間ではありません。距離をおいたほうがいい。
母語:ぼごは、生後数年間で身につけた言語のこと。母国語は有する国籍の言語
授業をふける:さぼって行方がわからなくなる。
サテンドール:ジャズの曲
メタファー:暗喩、隠喩(いんゆ)
メルトーメ:アメリカのジャズ歌手
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