2020年07月06日
ポリぶくろ、1まい、すてた 2020課題図書
ポリぶくろ、1まい、すてた ミランダ・ポール・文 エリザベス・ズーノン・絵 藤田千枝・訳 さ・え・ら書房 2020課題図書
本をとおして地球環境の保全を学ぶのです。
ポリぶくろは、プラスチックでできていて、分解されて土に還ることができないので、自然環境によくないのです。ひいては、人間にとっても害が回ってきます。
ちょうど最近のタイミングで、日本は今年の7月1日からレジ袋が有料化されました。
レジ袋を削減しなければなりません。たしか3R運動というのがありました。リデュース(減らす)、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化)でした。エコバッグを持参しましょう。思い起こせば、わたしがこどものころには、レジ袋というものはありませんでした。もちろんコンビニやスーパーマーケットもありませんでした。
さて、本読みのほうです。
アフリカのお話になっています。レジのポリ袋に関しては、地球規模で問題になっています。
ガンビア共和国という国です。聞いたことがありません。本のさいごのほうに地図がのっていました。どういうわけか、セネガルという国のなかにある狭くて細長い国です。川沿いに領土が赤く表示されています。調べました。川の名前が、『ガンビア川』でした。1965年にイギリスから独立しています。
アイサトという名前の若い女性ががんばります。よく見るとまだ少女です。アイサトは、ひろったポリ袋をおばあちゃんに見せます。
場所は、ンジャウという村です。
ヤシの葉で編んだ頭にのせて使用するかごがこわれました。
ポリ袋は便利な面もあるのでだんだん村の人たちに利用が広がっていきます。
ポロ袋が破れて使えなくなると、屋外に捨てられます。どうもこの国ではまだごみ処理の方法がきちんと定まっていないようです。捨てられたポリ袋をいつまでも放置しておくと、ポリ袋が有害なものになってしまいます。
本のなかでは、アイサイトは成長して、結婚して、こどもを産んでおかあさんになりました。
飼っているヤギが、ポリ袋を食べて、胃の中で消化できなくて病気になって死んでしまいます。いわゆる『誤飲』です。あかちゃんが、食べることができないものを口に入れるのと似ています。
この問題をこのまま放置しておくわけにはいきません。アイサイトは立ち上がります。
少しずつがだんだんたくさんになっていきます。屋外に落ちているポリ袋を収集します。
仲間ができます。ファチィム、マラム。ペギイ。アイサイトを手伝ってくれる人がふえて、全部で5人で編み物をすることになったそうです。材料は、ポリ袋を切ってつくった細長いプラスチックです。みんなで集めて、洗って、干して、乾かして、切って、編みます
りっぱなおさいふができました。
できあがったおさいふを市場で売りました。たくさんのお金が入ってきました。そのお金でヤギを飼うことができます。
ポリ袋というプラスチックごみが、ごみではなく、『宝物』に変わりました。『ヤギの命を守る』こともできるようになりました。文明の発展っていいことなのでしょうか。便利になることと引き換えに命を失うことになったら、生き物が生きている意味がありません。
遠い国の出来事ですが、日本でも同じことです。そして、教えてもらわないとわからないというこはたくさんあります。学ぶことが大事です。
本をとおして地球環境の保全を学ぶのです。
ポリぶくろは、プラスチックでできていて、分解されて土に還ることができないので、自然環境によくないのです。ひいては、人間にとっても害が回ってきます。
ちょうど最近のタイミングで、日本は今年の7月1日からレジ袋が有料化されました。
レジ袋を削減しなければなりません。たしか3R運動というのがありました。リデュース(減らす)、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化)でした。エコバッグを持参しましょう。思い起こせば、わたしがこどものころには、レジ袋というものはありませんでした。もちろんコンビニやスーパーマーケットもありませんでした。
さて、本読みのほうです。
アフリカのお話になっています。レジのポリ袋に関しては、地球規模で問題になっています。
ガンビア共和国という国です。聞いたことがありません。本のさいごのほうに地図がのっていました。どういうわけか、セネガルという国のなかにある狭くて細長い国です。川沿いに領土が赤く表示されています。調べました。川の名前が、『ガンビア川』でした。1965年にイギリスから独立しています。
アイサトという名前の若い女性ががんばります。よく見るとまだ少女です。アイサトは、ひろったポリ袋をおばあちゃんに見せます。
場所は、ンジャウという村です。
ヤシの葉で編んだ頭にのせて使用するかごがこわれました。
ポリ袋は便利な面もあるのでだんだん村の人たちに利用が広がっていきます。
ポロ袋が破れて使えなくなると、屋外に捨てられます。どうもこの国ではまだごみ処理の方法がきちんと定まっていないようです。捨てられたポリ袋をいつまでも放置しておくと、ポリ袋が有害なものになってしまいます。
本のなかでは、アイサイトは成長して、結婚して、こどもを産んでおかあさんになりました。
飼っているヤギが、ポリ袋を食べて、胃の中で消化できなくて病気になって死んでしまいます。いわゆる『誤飲』です。あかちゃんが、食べることができないものを口に入れるのと似ています。
この問題をこのまま放置しておくわけにはいきません。アイサイトは立ち上がります。
少しずつがだんだんたくさんになっていきます。屋外に落ちているポリ袋を収集します。
仲間ができます。ファチィム、マラム。ペギイ。アイサイトを手伝ってくれる人がふえて、全部で5人で編み物をすることになったそうです。材料は、ポリ袋を切ってつくった細長いプラスチックです。みんなで集めて、洗って、干して、乾かして、切って、編みます
りっぱなおさいふができました。
できあがったおさいふを市場で売りました。たくさんのお金が入ってきました。そのお金でヤギを飼うことができます。
ポリ袋というプラスチックごみが、ごみではなく、『宝物』に変わりました。『ヤギの命を守る』こともできるようになりました。文明の発展っていいことなのでしょうか。便利になることと引き換えに命を失うことになったら、生き物が生きている意味がありません。
遠い国の出来事ですが、日本でも同じことです。そして、教えてもらわないとわからないというこはたくさんあります。学ぶことが大事です。
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