2020年04月26日

任侠学園(にんきょうがくえん) 邦画DVD

任侠学園(にんきょうがくえん) 邦画DVD 2019年公開

 さわやかな映画でした。鑑賞後の気持ちがいい。
 反社会勢力の話なれど、演じるのは、健全な役者さんたちで、その行為は、善良に教育に取り組む姿であり、青春学園ものの娯楽喜劇映画でした。
 葵わかなさんは、演技はすばらしいのですが、見た目が役に合っていない気がしながら観ていたのですが、最後はきちっと役にはまっていて、これで良かったと納得できました。後半部に、悪役、憎まれ役だった登場人物たちが善人へと転換していくので、終わったときに、爽快さが残るのでしょう。
 いろいろと細かい伏線がはりめぐらしてあります。時間をかけてつくりあげられた企画内容と脚本です。
 良かった点として、
①社会奉仕に熱意があるやくざの組長西田敏行さん。西田敏行さんも西島秀俊さんもさわやかでした。
②セリフで、「仕事上、サツとは、距離を置いております」
③「村田兆治(むらた・ちょうじ)マサカリ投法」(古い)
④「幸田シャーミン」
⑤「保健室兼理事長室」
⑥トランシーバーで、「どうぞ」合戦
⑦落とし前、ググる、Vシネのくだり
⑧この件は手打ちにしましょう。
⑨部活の復活と専念
⑩伏線として、「花」
⑪「おまえのバットは、ガラスを割るためにあるのか!」
⑫「違法も、ヤッホーもないんだよ」
⑬「おまえが一歩踏み出したことに変わりはない」
⑭「おっさん、ごめん」
⑮(喫煙シーンが多い日本映画作品群ですが、この映画では、学園活性化のために貢献してくれた組長役西田敏行さんが校長室で喫煙しようとすると、学校長が)「校内で喫煙はご遠慮ください」
⑯「そういう生き方しかできない人間がいます」(広い意味で、むしろ、この世は、そういう人間ばかりです)


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