2020年04月20日

NARUTO ナルト 岸本斉史

NARUTO ナルト 岸本斉史(きしもと・まさし) 集英社

 現代歌舞伎の原作になっていることは今回読むときに初めて知りました。また、内容が忍者ものということも初めて知りました。

巻ノ一 2000年第一刷
登場人物として、
うずまきナルト:九尾狐(きゅうびぎつね)という魔物のバケ狐が、彼の体の中に封印されている。家に帰ってもだれもいない。ずっこけたところがある少年で、忍者学校で忍術を習っている。
火影:ほかげ。忍者の里のトップとなる忍者。現在は三代目
木の葉丸:三代目火影(ほかげ)の孫
エビス:木の葉丸の家庭教師
イルカ先生
春野さくら:可愛い女の子ですが、言動は男みたい
うちはサスケ:かっこいい男子

 女体が出てきました。エッチ路線のマンガかも。ドラゴンボールの雰囲気に似ています。うっふーんのお色気の術です。影分身の術とお色気の術を合わせて、ハーレムの術とする。
 封印の書:初代火影(ほかげ)が封印した危険な書物(忍術のやり方が書いてあるようです)

 うずまきナルト、春野さくら、うちはサスケの3人がグループとなります。グループの指導者が、はたけ・カカシという忍者です。サバイバル演習で学びます。
 忍者学校は、大学のひな壇教室風です。

 狐の話はどうなったのだろうか。

 アクションマンガのようすが出てきました。
 はたけ・カカシさんは強い。

巻ノ二 
 サバイバル演習試験合格への秘訣は、三人のチームワークという宣言があります。
 格付けとして、火影(ほかげ)>はたけ・カカシ(上忍。じょうにん)>イルカ(中忍)>ナルト・サクラ・サスケ(下忍)>候補生

 対決の繰り返しがあります。「殺す」という文字が多い。合わせて、「死ぬ」も多い。こどもさんが読むのに、それはどうかと思います。
 忍術を使う時のようすは、ハリーポッターが杖を出して呪文を唱える魔法に似ている。
 
 タズナ:海運会社の大富豪ガトーに命を狙われているおじいさんのこと

 裏の裏をかくパターンが繰り返されます。

 「チャクラ」は、スターウォーズの「フォース」の力を思い出します。
 物語のつくり方として、「念力」の使用は不可欠なのでしょう。

巻の三
 ギャング組織ガトー専属で、ボディガード役を果たす忍者として、ワラジとゾウリが登場しました。
 
 ナルトは、一瞬にして、超人と化すときがある。アクションは、スピード感にあふれる。そういうところがこのマンガの魅力なのでしょう。巻の一でみられたエッチ路線は消えました。
 ちょっと、理屈が多いかな。


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