2019年09月21日

北の国から‘87 初恋 DVD

北の国から‘87 初恋 DVD

 黒板純は中学3年生に成長しています。中学卒業後の進路として、東京へ行くか、富良野に残るかです。あわせて、可愛らしい女の子れいちゃん(横山めぐみさん)が登場して、純がひとめぼれをします。
 ときめく思春期のむらむらとしての気持ちの芽生えがおもしろい。純のひとりごとのひとり芝居が笑えます。ドラマの前半から長時間、独り芝居、ふたり芝居の形態が続きます。
 純は、でずっぱりで、元気がいいのがいい。
 青春映画を観ているようです。
 東京へ行く=父さんを捨てるという決断があります。当時の日本の状況を思うと深刻ですが、とても便利になった現在では、北海道と東京は近い。当時をふりかえれば、せつない昔の暮らしがありました。
 ひとりの負債をみんなでかぶるのが、農家ですとあります。原因を突き詰めて、ののしりあって、責めたほうが、あとあと、責められる立場になってという、ブーメラン現象が起きます。
家の玄関に張り出されていた「夜逃げします」の趣旨の告知文が、きれいな文字で書いてあったのが印象的でした。
 亡くなった方も出演されていて、なつかしい。

この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t136223
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい