2019年09月19日

記憶にございません 映画館

記憶にございません 邦画 映画館

 真面目で誠実な映画でした。明るく楽しく笑うことができました。
 なんだか、ピンとこない(中井貴一総理大臣がすでに記憶喪失になっている状態から始まる)でだしでしたが、記憶は、ラストシーンでどうなるのかが、楽しみでもありました。
 見ながら、他の作品として、「転校生」、総理大臣役として、西田敏行さんの名前などが頭に浮かびました。
 前半は、病気を隠す、シークレットをかかえながら進行します。
 登場人物たちが使用している電話が、なぜ、スマホではなく、ガラ系だったのか。ずっと疑問です。
 ピザの上にのせるチーズ12倍増しは笑えませんでした。
 演劇を見ているようです。
 総理大臣を支える役柄のディーン・フジオカさんと小池栄子さんが、しっかり中井貴一総理大臣を固めています。このふたりの功績がこの映画の成功につながっています。
 不倫とか、痴話げんかみたいなシーンは、見ていてわびしい。
 お菓子ハッピーターンのくだりもすべっていました。(映画館内の様子として)
 「総理大臣の支持率はだれがやってもこんなもの」のセリフには、説得力がありました。
 恩師柳先生(山口崇さん)が良かった。まじめ・誠実がにじみ出るシーンでした。
 タクシー後席でのディーン・フジオカさんをまんなかにはさんでの男同士のからみあいは、「おっさんずラブ」を思い出しました。「臭い」というセリフがおもしろかった。
 総理大臣の「生まれ変わった」というセリフが良かった。
 ゴルフシーンと、佐藤浩市さんと中井貴一さんのかけあい付近はうそくさかった。ただ、仲居さんのゴルフクラブを持っての動作には笑いました。
 総理大臣が手作り料理をアメリカ大統領にふるまうシーンでは、映画館内は爆笑でした。
 見ながら、現実だったら、「敵意を見せずに相手に勝つ」ことを心がけるのだろうなと考えました。
 脇役の方たちもおもしろかった。田中圭さんの警察官、秘書官の迫田孝也さんもおもしろかった。総理大臣を闇に葬るのかと思わせたスナイパーも良かった。みなさん上等な演技でした。
 調べたこととして、「日本国憲法の三原則:国民主権、基本的人権の尊重、平和主義」

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