2019年08月22日

サムライマラソン 邦画DVD

サムライマラソン 邦画DVD 2019年公開

 映画を観終わったあとの爽快感がありません。
 最初から最後まで暗い雰囲気が続きます。せつなさがただよいます。
 ゲーム画面を見ているようでした。物語をつくりそこねたのではないか。役者の味わいも出ていません。
 史実に基づいて、とある藩の「遠足(とおあし、マラソン。15里ですので、60キロぐらい)」大会を描く。日本マラソン発祥の出来事だそうです。だから、最後のシーンに違和感があります。大河ドラマいだてんのイメージもあります。オリンピックのコマーシャルだったのか。
 黒船来航開国話を背景にして、隠密(スパイ)の話と、江戸に出たい雪姫の話、足の速い足軽の貧しい生活を送る家族の話などが同時進行していきます。
 日本刀はあのように振り回せないし、拳銃のシーンはいらなかったのではないか。鉄砲玉は、撃っても、あんなに簡単には当たりません。
 突然の刃傷沙汰(にんじょうざた)、首切りシーンはむごい。殺し合いが続きます。BGMの音楽で、感情を引っ張っています。
 黄金色に輝く農地の風景は美しかった。

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