2019年07月08日

メリー・ポピンズ リターンズ DVD

メリー・ポピンズ リターンズ DVD 2019年日本公開

 時間について考える映画でした。
 イギリスロンドンにある大時計ビッグベンが12時になるまでにやりとげておくべきことを人生に重ねて、永眠という期限の時刻までに、やりたいことをしておこうという積極志向の励ましがメリー・ポピンズからあります。
 また、思い出をなつかしむ映画でもありました。前作を知りませんが、前作でこどもだった男の子が今回は父親のポジションです。少女だった姉がおばさんで、今のこどもたちが、アナベル10歳ぐらい、ジョン9歳ぐらい、ジョージ8歳ぐらいに見えました。(あとで調べたら、ジョンとジョージはふたごでした)
 借金を返せないので、担保の自宅を銀行にとられるという設定で、銀行の頭取に悪意があります。こどもたちのおじいちゃんが株券を残してくれているのに、頭取は知っていて知らぬふり、家をのっとりたいのです。
 正義感を押す内容です。
 おもしろかったのは、①つえがしゃべったところ②セリフ「てごわい人だ」メリーは、性格がきつく、テンポが早く、勢いがあります③おふろに入るのが嫌だと言っていたこともだちが、おふろのなかが別世界になっていることに気づいて「いやじゃない」④いすの上においたキリンのぬいぐるみがかわいい(ギリーという名前。たしか、ママがつくってくれた)⑤ドースおじさんのセリフ「家はきみたちのものだよ」⑥イギリスロンドンの時計台ビッグベンが初めて正確な時刻を打った。
 女性やこどもたちがよろこぶミュージカル仕立てです。子どもの世界に広がりがあります。

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