2019年07月05日

聖☆おにいさん DVD

聖☆おにいさん 邦画DVD(セイント・おにいさん)2018年公開

 DVD屋さんで、よく借りられている棚にあったので観てみました。前知識はなかたので、始まってから、(なんだ、これは)という気持ちになって、スマホで調べました。
 まんがの映画化でした。映像は不思議で、映画監督らしき人のインタビューから始まります。「やまだせいさくそうしき」と表示があり、「山田清作葬式」だと思って、意味がとれず、首をかしげながら観始めました。20分ぐらい経ってから、「山田製作総指揮」だと気づきました。
 ギャグマンガの映画化です。
 イエスキリスト役の松山ケンイチさんとブッダ役の染谷将太さんが、松田荘という昔ながらの2階建てアパートのひと部屋で、これまた、昔ながらの電気やぐらこたつをはさんで、語り合うのです。
 神さまふたりが、下界でバカンスという状況設定です。
 まったり、ゆったり、リラックスのナンセンスギャグです。(ばかげている。意味がない)
 おもしろかったのは、①わたしたちは毎日のんびりしている(だから、旅行へいく意味がない)②(インタビューにて)意気込んでつくる作品ではない③こわいのは、医療費の請求書。自分たちには保険証がない④(イエスが)ニューカレドニア(天国に一番近い島)に行きたい。天国の近くでいい⑤ブッダの頭髪を散髪する。⑥イエスははりつけ、ブッダは太っている。⑦チョコレートを割る動作
 言葉遊び、言葉操り、中身はありませんが、雰囲気はあります。
 観ていて、(役者って、なんなんだろう)という疑問と気持ちが湧きました。
 宗教活動の事例紹介みたいです。
 昔は、素材に宗教は向かない、売れないとされていたことがありますが、時代は変わりました。案外、新しい世界を開拓できたのではないか。
 ふたりの会話を聞いて、気持ちのもちかた次第で、幸せになれると悟りました。
 ただ、なんだか、だまされた感じもします。

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